1993年9月の話である。


以前北アルプス白馬岳山頂で、仲間たちがUFOの大群を目撃した。

エスパーさん一緒に登山しませんか?

当時、貧乏していた。少ないけどギャラも出ると言う話だったのでOKした。

当時、新小岩に住んでいた。24日23時30分恵比寿に集合。電車で行った。

車数台で北アルプスへ向かった。

途中なんか腹の調子がおかしかった。ゲリピーだ。
朝。7時に北アルプス着。標高2932メートルの白馬岳登山開始。


腹がぐるぐる鳴ってすでに調子が悪かった。

各人のリュックサックが分配された。初めて大きな山に登山する。こんなに重いの!?

18から25才くらいの男女12人。エスパー当時、33才で最年長。

途中一人の女子が小さな崖から転落しケガし、荷物背負えなくなった。みんなで負担。荷物はさらに重くなった。

19時頂上着。テント張る。UFOいつでもカモン!

途中にトイレがあると思ったらどこにもない。草むらでするらしい→キジ撃ちと言う。

9月なのに急に雪がちらつき始め、吹雪になった!UFOどころではない。テントへ避難す。

今こそ脱糞チャーンス!!

みんなが寝静まったところを見計らって行くか?

でも草むらにヘビがいて噛まれたらどうしよう。

誰か目を覚まして野グソ風景見られたらどうしよう。

もし、あんまり奥に行き過ぎ崖から墜落したらどうしよう。

翌日のニュースで「エスパー伊東、北アルプスで滑落死。原因は大便中に・・・」とか。とにかく寒く腹も苦しく寝袋にくるまって妄想していたら朝になっていた。

26日14時20分下山。露天風呂気持ちいい。バーベキュー。

トイレはあったがゲリ爆撃音聞かれたら恥ずかしいのでここでも我慢。

山の近くのレストランでも我慢。顔面は冷や汗びっしょり。蒼白。


別々の車に別れ解散。山のぼりは辛くなく楽しかったがお腹が辛かった。

27日深夜1時30分新小岩に帰宅。5時間後に起き工場のバイトに出掛けた。

苦しかった、だっぷんだー(笑)!




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