快傑ズバットの主人公早川健(宮内洋)は、渡り鳥シリーズの滝伸次(小林旭)のオマージュだ。
ここで訂正。「快傑ズバット」が放送されていたのは
1977年3月~9月の毎週水曜日夜7時ではなく夜7時30分から8時でした。
東京12チャンネル。昭和39年から昭和56年まで、現・テレビ東京は東京12チャンネルだった。
このドラマの見所は、ヒーローものなのに、敵は怪人ではなく、一般の武道の達人や殺し屋であり
少しは現実感があるところ。だって怪人やショッカーっていなそうだもん。
ダッカーという日本中のギャングや暴力団をしきっている悪の組織がある。
快傑ズバットはダッカーに立ち向かう。
普段はテンガローハットに革ジャン。親友飛鳥の形見のギターを奏でる。
よく指を立て横に振り「ツツツ・・・」とやる。キザ。
渡り鳥シリーズでよく宍戸錠扮する殺し屋ジョージやコルトの銀、ハートの政などの殺し屋が
よくキザっぽくやっていたパクリ。
白いギターなんて奇人変人じゃあるまいし、西部劇じゃあるまいし、時代錯誤なスタイル。
こういった、イモッぽい演出や、キザな演技。お粗末な設定、チープさが魅力である。
しかし東京12チャンネルのドラマにしては完成度が高い。
エスパーの大好きな作品の一つである。
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