『市民ケーン』1941年。主演オーソン・ウェルズ。アカデミー賞脚本賞受賞。




いい時代に生まれた。この作品をJ-COMで観た。


名作映画とは知っていたがまさかこの映画が歴代第1位の名作映画とは思わなかった。



時代はアメリカが第二次世界大戦に参加した73年前。

製作は「キングコング」のPKOラジオピクチャ。

ついこないだまでサイレント映画が主流だった時代。




実在した新聞王ハーストをモデルにした、ドキュメントではないけれどドキュメンタリータッチで描いた作品。


ケーンはハーストである。脚本が秀逸。

ハーストはこの映画が公開されないように圧力をかけた。スキャンダルを含めて。



ケーンは世界第6位の資産家になる。


二度目の結婚の歌手の妻のために世界一の個人邸ザナドゥを建てる。


ケーン自信は博愛の精神で、金銭が損しても悪を暴くために新聞で訴える。しかし部数はのびる一方。


カメラワークがうまい。光と影の使い分け。それはケーンの栄光と陰りを表している。


キューブリックの「2001年宇宙の旅」ほど難解ではないけど

難解な映画と言われる。



ケーンが死ぬ間際の「薔薇の蕾」の意味がわからない。




もう一度見直したい。


退屈過ぎてナンバーワン映画とは言えないと評されるが

昔の良きアメリカの映像を見るだけでエスパー的にはまったく退屈はなかった。



億万長者の栄光と衰退。いい映画だ。また観たい。



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