この二つは方法を間違えると大変だと思います。



まず原発。世界に原子力発電所は430基以上あり、うち54基が日本にありますが稼働していないところもあります。

世界的にエネルギー不足なので(化石燃料はいずれ枯渇する)

原子力に依存するのはある程度仕方ないとしても

コストが安いといっても

原発は扱いが難しいものなのが心配です。



チェルノブイリ原発事故を見ても石棺して27年経っても老朽化し

補修工事をしたり莫大なお金がかかり、いつ収束するのか見通しがたちません。

福島県での除染にしても山林地帯だけで30兆円の費用が必要らしく

結局取り替える土をどこかの土地に持っていかないとならず

放射性物質の半減期(放射線出す毒性が半分になる期間)は

ヨウ素131で8日、セシウム137で30年、トリチウム28.8年。プリトニウムやウランは万年億年単位。


福島原発の汚染水は1日400トン増え続けていて貯蔵するのが大変です。

使用済み核燃料棒も保管が大変で

安価なエネルギーでも結局高くつきます。

日本は地震・火山・津波が多いので、早く代替エネルギーが開発されることを願います。





次にTPP。以前もエスパーブログにかきましたが

TPP(環太平洋連携協定)について

参加には反対ですが、交渉ならば賛成です。

しかし海外での交渉や主張が弱い日本政府は米国含むTPP参加11か国に押しきられ不利な協定に調印しそうだから反対です。

もし参加するならば初期段階で参加すべきで

後から参加するほど不利な条件を受け入れないとならず

実際に後から参加したメキシコやカナダは、先に参加した9か国より不利な条件です。
交渉の段階で、条件や法律文書を日本が理解できないうちに参加を要求され

途中脱退出来ない「ラチェット規定」があります。

過去に日本はプラザ合意など不利な条件を受け入れた経緯もあります。

いかにもコメの関税を中心とした協定みたいですが

保険、金融、建設、医療、著作権、労働、自動車、産業など24に分けられています。

ISD、ISDS条項によりあらゆることが法律で規制され

日本の主権が無くなります。


メリットとデメリットが拮抗していてるくらいなら賛成しますが


いろいろ調べていくうちに、その可能性が低だし

国民があまり理解できていないのに強引に進めている感があるので

現時点ではTPP交渉に反対です。





原発やTPP交渉参加について皆さんはどう思われますか?