というナショナルジオグラフィの番組を観た。
ピラミッドが点てられた頃の地球上の人口は3000万人以下
それから4000年後、ロンドンの時計台ができた頃の世界人口は10億人
1928年頃に20億人
世界貿易センタービルが建てられた1973年に40億人
2011年に70億人を突破。45年前より二倍に増加。
毎年世界でニューヨークの人口の10倍づつ人口が増え
2050年に90億を越え
2070年に現在の倍の140億人に達すると予測される。
もう一つの予測だと経済発展が落ち着き、少子化などで2050年の90億人から人口は増加せず落ち着くという。
人口が増えすぎたら高層マンションを増設するしかなく
200階以上だと100万トンの重量になる。
基盤岩の上に建設しないとならず、柔らかい土地に建てれば崩壊の恐れがある。
地下の都市を拡大するのも一案だと思う。
宇宙で生活するのは今の技術だと困難。
人口が増えすぎると真っ先に不足するのは食料より水である。
農地、生活水だけでなく建築にもスチール材をつくるのに水は不可欠。
農地の水もいずれ地下水が枯渇するので、海水を真水にするコロニーを建設しなければならない。
現在でも七人に一人約10億人が飢餓で苦しんでいる。
牛は体重1キロあたり10キロ、豚は4キロ、鶏は2キロ飼料を要す。
肉よりも農作物、穀物をそのまま食べた方が多くの人口をまかなえる。
一体このまま人口が増え続けたらどうなるのか?
番組では人口が140億人を越えると公害がひどくなり
人口が減り出し、40億人になるという。
見応えのある番組だった。