夏の夜にふさわしく心霊体験談を・・・
実話です(※イラストもエスパー伊東)
あれは1990年の9月でした。夜中に津久井湖までドライブしたんです。
一緒だたのは僕の友達と、一緒に不思議研究サークルを主宰していた女子高生がひとり。
僕が運転していました。
時間が時間がですから走っているのは僕らの車だけ。
道路は灯りが少なく見通しも悪くて、変な圧迫感がありました。
ヘッドライトに浮かんでくるのは、ひたすらセンターラインだけです。
単調な光景が続いていました。
ところが突然、対向車線に、何か黒い塊が見えたんです。
一瞬のことではっきりしませんが、それはボロボロの黒い服を着た浮浪者風の男でした。
男が、べったりと顔を路面につけ、うつ伏せに倒れていたんです。
車の中は、もうパニック状態「今のは何だ!?」って騒ぎました。
ところが、とっさに急ブレーキをかけ、Uターンして戻ってみたんですが・・・あたりは何もないんです。
たしかに黒い服を着た男が倒れていたはずなのに。
そのへんは道の左側が湖で、右側が岩の斜面です。
つまり逃げ場はどこにも無い!
湖に飛び込んだというなら話は別ですが
まるで気を失っているようにぐったり
路上に寝ていた男が急に機敏に動けるだろうか?
つづく・・・
結婚式の二次会余興
結婚式サプライズに