なんで政権にしがみつくのか?
東京電力福島第一原子力発電所事故がこれだけ長期化したのは、津波対策が弱く、原子炉バックアップ電源の予備がなかったことが一番の要因だが
菅首相の初動対応の遅れによるところが大きい。
被害を最小限におさえたのは東電の吉田昌郎所長によるものだった。
原発事故後、とにかく核燃料棒を冷却が何よりも優先。
国を救うために注水も開始も吉田所長が決断した。政府の許可も指示もなく。
放置すれば温度は上昇し続け2800度に達したらメルトダウン、再臨界すればチェルノブイリ以上の事故になっていた。
菅首相は海水注入は避けたかったようだ。廃炉にするのが惜しいから。
過去のことより、これからである。原発を早く収束させるべき。政権争いより被災地復興が優先。
しかし菅首相の「ペテン師」テクニックで、内閣不信任案は否決され菅政権続騰となった。個人では東工大卒だし有能だろうがワンマン。
原発事故を収束させるためには少数の知恵・能力では無理だ。菅首相さえ退陣すれば野党も民主党に力を貸すといっているし、こうなったら大連立、オールジャパン体勢にし、海外からの応援も得なければ解決しない。
松木けんこう議員は信念を貫いたいさぎいい人であった。かっこいい。菅さんも松木さんを見習ってほしい。
坂本竜馬、白洲次郎、高橋是清、後藤晋平みたいな器のでかい人物がこの現代の難局にいれば・・・
現代の日本に強力なリーダーは不在。
しかし菅さんが早期に退陣していだければ
民主党に自民党など野党が協力し、今より原発事故収束や被災地復興がスピードアップし、菅首相自体もいい評価される。
しかしこのまま菅さんが政権にしがみつけば、「歴史上最悪の総理大臣」と語り継がれることになるだろう。大意を感ずべき。
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