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『週刊ポスト』を買った。



「あんぽん 孫正義伝」ノンフィクション作家・佐野眞一、孫正義独占インタビュー『私欲に非ず』が読みたくて。



孫社長・・・ソフトバンクグループ創業者。脱原発への布石を提言している。



孫さんは脱原発復興プロジェクト構想を提言。1000億円の個人寄付とは別に10億円の私財を投じ、自然エネルギー財団も設立すると。



「今すぐ原発を全廃せよというのは現実的には無理です。だけど徐々に依存度を下げていかなければいけないと思う」と孫氏。

経済発展が維持できなくなるからという原発容認論、事故を起こした以上原発は即時撤廃すべきだという否定論に別れるが、長い目で安全な方にとりかえていけばいいのだ。

原発はだいたい40年が寿命で世界では30年単位で廃炉にしていくのが普通です。エネルギー別の発電コストは原子力が5~6円と一番安いことになっているけれど、交付金などの原子力関係予算や核廃棄物処理コスト、そして事故対策費などの追加コストを考えれば一番高く付くのは原発でしょう。米国では昨年、原発と太陽発電のコストが逆転したそうです」と孫氏。



エスパー的意見では、原発には中立だったけれど今回の事故で徐々に廃炉にしていくべきだと考えるようになり、思っていることを孫社長がインタビュー記事で語っていたので内心賛同した。



原子炉はウランという効率のいい燃料で安くつくがいったん壊れたら100年以上修復作業がかかる場合もありその間、莫大な金がかかるから結果的に高くつくし、放射線の害は金額に換算できない。



かといって今電力が足りなくなると経済で発展途上国までになるかも。



原子力に代わる代替エネルギー開発のための科学技術費を惜しんではならないと思う。民間の企業に新エネルギー開発や電力供給ビジネスを競わせたらいいアイディアも出てくるかもしれない。ただ、たとえば太陽光発電だと山手線内側の面積の土地をしようしてようやく原子力発電所1基分相当のエネルギーしか得られないという。道程は長いけれど脱原発を願う。



事故の収束の方もようやく米キュリアン社、仏アレバ社が介入し少しは光が見えたのかも。タイのガスタービン発電レンタルにも感謝。