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11日、午後2時46分に東北・三陸沖を震源地とする東日本巨大地震が起きた。



マグニチュード9.0は世界の観測史上4番目の規模である。



マグニチュード9.0のエネルギー量はマグニチュード7.3の阪神淡路大震災の約700倍。この規模の地震が日本で起きたのは約1200年ぶりである。



日本は世界の陸地面積の0.25%に過ぎないのに、世界のマグニチュード6.0以上の地震の20.5%が日本で起きている。

日本列島に4つのプレートが交わっているのも稀である。あと世界の活火山の7.1%が日本に集中している。世界の災害被害額の割合も日本が15%と大きい。

災害に対して脆弱な国土なのである。





偽装建築はもってのほかであり、最低限、耐震耐火に優れたビル、家屋を増やすことが被害をおさえるために必要だ。建築基準法改正で1980年以降に建設された建物はわりと強度があるらしい。





今回の地震により千葉コスモ石油精油所火災で国内の石油備蓄量の20分の1が失われた。ブタンガスタンク基地も全滅。



以前「巨大地震が首都を襲ったら」という特番で震度5、6規模の地震で千葉の石油コンビナート等は全滅するだろうと予測していたがそのとおりになった。





原子力発電所にしても、石油コンビナートにしてもマグニチュード10.0(実際にはありえないが)の地震がきても安全なように設計すべきであった。





一般の建物にしても倒壊のおそれがある建物が無数にあるから補強工事が必要である。火災でいえばガソリンを積んだ自動車への引火が危ないが、最近は電気自動車も増えてきた。



建物の倒壊や火災以上に防ぐのが困難なのが、津波であると今回の地震で初めて知った。数年前ニュースで見たスマトラ地震の津波の様子と似たことが日本で起こるとは。





十数年のつきああのものまね芸人さんの銚子の家が、津波で全壊したと携帯に電話がかかってきて、そのときはタクシーの車内でちゃんと話せなかったので、翌日改めて電話しました。奥さんも小学生ね息子二人も無事だったそうで、しかし家がなくなってたいへんらしいです。ひどい災難です。

東北や関東にご家族の安否がまだ確認できない方々がいらしたり、非難所で過ごす家族や、計画停電、被害はつづいているので少しでも早く安息を取り戻せますように願います。

震源地から離れて被害にあわなかったといえ、日本は地震の多い国なので国民全体が被害の一体感を認識しないとなりません。