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王子シネマで映画『カイジ 人生逆転ゲーム』を観た。





テレビでもアニメが深夜再放送されており、今一番熱くなって観ている番組である。





蝦子能収さんのブログの映画評論でも、4つ星採点が付けられていたので期待して観に行った。





仙台からの帰り、巣鴨にホテルをとりはりきっていた。





今の映画館は入れ替え制で途中から入場させないということを知らなかった。





映画館の従業員たちがエスパー伊東だと気付いてしゃべりかけてきたので、ネタ満載バッグを預かってもらい1時間半の時間をつぶすために居酒屋へ行った。酔った状態で映画館へ入場。




なぜこれほどまでに『カイジ』に思い入れがあるかというと自分自身お金に苦しんだ体験があるからだ。





現在でこそ高収入だが、23歳のときクレジットで、高級品の家電製品を買いまくったり、毎晩スナックへ通ったり、愛車の改造費をたっぷりかけたら、気付いたら多額の借金で首が回らなくなり





アパートを追い出された。家具は大家さんによってゴミ捨て場へ





30キロ近い全財産の入った大きなバッグ二つで放浪の旅へ。車で出掛けようとしたが、車は借金のかたに持っていかれ駐車場から消えていた。





12月の寒い直に何日間も食事もしていなくて、木枯らしが身に凍みた。





プチホームレスである。





数百円くらいは所持していたので、片道切符で池袋から世田谷区経堂の兄のアパートまでお金を借りに行ったが





兄はどこか引っ越してしまったようで空き室となっていた。





30円しかなくなり、実家に電話したが、自己責任であると説教されとりあってはもらえなかった。





春巻先生みたいにやつれた顔でフラフラと重いバッグを両肩からぶら下げながら10数キロ歩いて池袋を目指した。





目白の交番で呼び止められた、異常なまでに衰弱していたためだ





警官が「本官が食べようと思ったハンバーガーだがきみが食べたまえ」とくれた。





人前で泣くのは恥ずかしいが、涙が止まらずありがたくハンバーガーを食べた。




池袋の部屋に戻ってから、お金はないか部屋中を探したら奇跡的に友人が置いていったジャケットから五百円札がでてきたので拝借した(後年100倍返しに友人には恩返しをした)





そのお金を元に、日払いのアルバイトに行き復活した。





絶体絶命の状態から挽回したことが何度もあるから





そのタフさが現在の原動力になっている。





世界的な不況がまだ続いている、経済をマイナスからプラスに転じるのは容易ではない。





なので『カイジ』の主人公伊藤カイジ(藤原竜也)のような202万の借金がある状態から命をかけた逆転劇が現代に受けるのだと思う。





フィクションとは思えず、つい感情移入してしまい、震えたり、あるいは手のひらに汗をびっしょりかきながら映画を観た。





地下で肉体労働をしたことがあるが、筋肉痛と明かりが少ないというだけで気がめいるものである。





映画とは思わずに現実だと思いまったく退屈することなく一気に観た。





映画館に足を運んで本当によかった。











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