極真空手総裁・大山倍達師の名刺。
漫画『空手バカ一代』(原作/梶原一騎、作画/つのだじろう、影丸譲也)
昭和40から42年頃、うちの母が本人からいただいたもの。
作家・今東光氏(故人)や代議士毛利氏など著名人やうちの母の前で「手刀石割り」を披露したという。
『リングの魂』(テレビ朝日)によると゛大山倍達゛の名刺は平成のものでも金額にすると5万円の価値があるという。この名刺はそれよりもかなり前のもの。
エスパー自体も大山倍達、梶原一騎両先生とお会いしたときがあり、集合記念写真にご一緒させていただいた。
大山先生の武勇伝は、ほとんど梶原先生の創作であるという人がよくいるが
1954年の映画『牛殺し』を観れば世界最強かどうかまでは判定できないが、筋肉のつきかたをみれば相当強いことがわかる。何しろ体重500キロ以上の牛をねじ伏せて倒してしまうのだ!
◎ベンチプレス180キロ
◎100メートル走10秒台
◎握力100~130キロ、十円玉を片手で二つ折りにする
◎ビール瓶を手刀で斬る
・・・といわれている。
世界の格闘家と500戦一敗くらいらしいが本人談なので実際は不明である。
しかし、当時世界でルー・テーズに次ぎ二番目に強いプロレスラー、タム・ライス(トム・ローリー)とプロレス対空手異種格闘技戦をして勝ったらしい。
タム・ライスは架空の人物だと噂があるが、数年前、日本テレビの深夜番組で
ルー・テーズ対タム・ライスの試合の白黒フィルムが放映された。なので実在の人物である。
エスパー、小学生のころ『空手バカ一代』を読み、格闘技好きになりトレーニングを開始した。
すごく影響を受けたので、大山先生の名刺は宝である。
母が大山先生と面識があり、名刺を譲り受けたのは大人になってからであった・・・