エスパー、今までに十数回死にかけたすかった
九死に一生体験談はいつか本にするとして
死にかけるというほどではないけれど、究極の苦しい体験談を・・・
エスパーがまだ30代前半ころ、男10人女5人で二泊三日で北アルプス登山したときの話
みな18から28才の若者たちがメンバー。エスパーが一番年上だった。季節は9月。
深夜恵比寿駅周辺で待ち合わせした。集合時点でなんか腹の具合が悪くトイレに行きたかった。
我慢して仲間らの車に乗って長野県を目指した。
早朝から登山開始。食料や衣類が入ったリュックは、エスパーのネタ満載バッグ並みに体感15キロくらいあった気がする。いや?そんなないかもしれないしもっと重いかもしれない、とにかく重い!
車で山に到着するまで腹がぐるぐるいって脱糞したかったが、山登りに集中したらなんとか気が紛れた。
夜、適当なところにテントを張りキャンプ。リーダーにトイレをどうするのか?と尋ねたら草むらでするのだという。これを「雉射ち」という。用を足す格好が雉を射つ猟の格好に似ているからだ。
夜中、テントからこっそり抜け出して用をたそうとしたが、夜中だと蛇に噛まれるかもしれないし、仲間ひバレるかもしれない・・・いろんなことを考えたら、朝まで我慢した。
学校時代から学校のトイレでは゛大゛をしない方だった。恥ずかしがり屋というか。
2日目のキャンプでは夜、猛吹雪に見舞われた。
脱糞チャンス到来(^O^)/ テントからでようとしたら、仲間からどこへ行くんですか?危険だからテントから出ない方がいいですよと引き止められた。
腹がぱんぱんでぐるぐると下痢状態になったまま、顔面蒼白、額からはあぶら汗を流しながら下山の道を歩いた。
仲間らはいつ、゛大゛をしに行っているのか?
バーベキュー広場に着いた。トイレもあった。
「助かったp(^^)q!」・・・と思いきや、仲間がバーベキューしている場所とトイレが近すぎる!「ぴ~ごろごろバリバリバリ・・・」なんて音したら、「どうしたんすか?腹こわしましたか?」なんてきかれるのがオチ。
ここは最後のど根性の見せ所。
漏れそうなのを必死で耐えながら、焼肉が数枚程度しか口に入らず、ビールを飲んだらやや失敗で腹がさらに膨張す!
結局、下山を終え仲間らと解散するまで脱糞せず根性で耐えぬいたのであった。
死ぬほど苦しかった、だっぷんだ~(◎-◎;)