原油からガソリン、石油、重油のほかアスファルトやプラスチックの生活用品、ペットボトルがつくられる。原油の埋蔵量にかぎりがあるので、原油価格が高騰し世界的に同時に物価上昇が起きているが実際には発表されているより埋蔵量はあるらしい。投機筋が操作しているのではやく規制しないと物価上昇に歯止めがかからない。



原油はいつか枯渇するからとさまざまな代替エネルギーが考えられているが、トウモロコシからバイオエタノールを抽出するやり方は間違っている。トウモロコシを植えるための広大な農地と耕すためにつかう耕うん機の燃料、大量の水がいるし、食料不足を招くので非効率である。植物からバイオ燃料を抽出するなら、食糧と競合しないわら、もみがら、木くずならいいだろう。



本日「報道ステーション」を観た。日本が開発した゛太陽光発電゛がエネルギー問題の解決策として有効なようだ。地球の陸地面積の1.5%の面積に太陽光発電パネルを設置するだけで、世界66億人がアメリカ人並みの生活をしても十分なエネルギーが得られ、しかもクリーン度がたかく何しろエネルギーが無尽蔵だ。太陽がふりそそぐ光のエネルギーは地球上の全エネルギーの1万倍。一時間で地球上の一年間の消費エネルギーと同等。



いい話づくめだが、開発した日本での普及がすすまないらしい。ドイツとかだと太陽光発電した電気を電力会社が三倍の値段で買い取る。日本で太陽光発電パネルを購入すると約200万円し元をとるのに20年かかるのが普及しない理由。電力会社がもっと高い値段で電気を買い取るとか税金面での優遇が必要。いい方法があっても通産省が反対したりで政府案の壁がある。



太陽光発電以外では水素エネルギーが有望で、北欧では水素カーがすすんでおり、初期コストが高いせいで日本では普及しない。イラク戦争ではアメリカが300兆円・日本が30兆円つかったといわれるが、゛太陽光゛と゛水素゛の二大石油代替エネルギーのためにそのお金をつぎこんでいれば世界のエネルギー問題はかなり解決したはず。


原子力エネルギーは危険性をともなうし、第一、原子力発電所を稼働させるのにかなり石油をつかっている。風力発電は環境をこわさないようにするために、建てる場所がかぎられ、海の波を利用した発電はコストがかかる上に耐用年数が短い。



一時、゛海洋温度差発電゛が注目された。どの発電も熱機関によるもので、海洋温度差発電も例外ではない。太陽光で熱せられた海面と海底の温度差が20度以上あればエネルギーに変換できるが何しろコスト高でエネルギー効率が悪い。エネルギーコストの違いは石油による火力発電の23倍効率が下がるらしい。地球上の7割を占める海のエネルギーをつかいたい心情は理解できなくもないが。



あとクリーンエネルギーではないが日本の国土の3分の2を占める森林を利用する。森林は人の手で間伐しないとちゃんと育たない。また整備された森林でないと京都議定書で評価されない。間伐した木材を木炭にすればそれもエネルギーになる。



近年、日本の周辺の海底にメタルハイドレードが発見されており一説に日本が消費する100年分のガス量と言われている。



温室効果ガスの代表格である二酸化炭素も固形にしたり地中や海底にとじこめる技術もでてきている。



エネルギー問題は゛太陽光発電゛゛水素発電゛を世界で推進していくのが急務でそれが解決策でもあると思う。







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