9118人とのこと。


平成24年司法試験予備試験の出願状況について(法務省ホームページ)

http://www.moj.go.jp/content/000097448.pdf


昨年(初回)は、8971人でしたので、若干増えています。

(参考:http://www.moj.go.jp/content/000073545.pdf


なお、1回目の予備試験について、合格体験記がある予備校のホームページに公開されています。


合格体験記(LECホームページ)

http://www.lec-jp.com/yobi_shiken/reason/pass/


大学在学者、法科大学院在学者も目立ちます。


4月から法学部に入った方の中には、法曹資格を取得するために、司法研修所への入所を目指している方も多いと思います。

予備試験合格者がどれだけ司法試験に合格できるかまだ未知数であり、また、仮に合格しても、その後、進路をきちんと確定できるか(要は就職出来るか)は未知数なので、予備試験ルートのみを考えるのは、経済的事情や法科大学院(制度)への反発がない限り、「現時点では」おすすめしません。しかし、予備試験合格ルートと法科大学院ルートの両にらみは、司法研修所入所資格獲得のための戦略として、適切だと思います。法律の勉強以外に何かやりたいこと(外国語とか、留学とか、課外活動とか)がない限り、司法研修所への入所を目指す学部生の方は、予備試験の勉強をはじめてみてはどうでしょうか。


他方で、法科大学院ルートの場合、(既修者コースであっても)適性試験や学部成績も重視されることもありますので、その点は注意が必要です。法科大学院入試にあたって何が重視されるかは、法科大学院によって異なるので、まずは進学を検討している法科大学院のホームページを見てみることをおすすめします。


なお、今年の司法試験は予備試験合格者が参入する年であり、その結果が注目されます。