前田陽一=本山敦=浦野由紀子
『民法6 親族・相続 第2版』
http://www.yuhikaku.co.jp/books/detail/9784641179172


条文、定義、制度趣旨、判例を中心とし、家族法をまんべんなく取り扱う家族法のテキストです(同書の「はしがき」参照)。私自身は、この本を気に入っており、読了後にかつてコメントを付したこともあります。

http://ameblo.jp/espans/entry-10753233863.html


ご存じの通り、親権をめぐって、民法の一部改正が行われています。当然、本著もそれに対応するものでしょう。これから学習される方は、それに対応する本を用意するのが無難です。

(古い本で勉強すると、改正部分が短答式試験で出題された場合、間違えます)


実務で家族法の問題は多数あると共に、司法研修所への入所が相当であるかを判定する司法試験でも、民法の短答・論文共に、家族法が出題されており、司法研修所への入所を目指す方は、家族法の学習は必須です。