もはや毎春の恒例行事です。3月改訂予定です。
それにしても、版を重ねる毎に頁数は増えていきます(第14版は400頁の予定)。
条文や判例を理解(暗記)すれば、考えることなく問題解決が出来るようになったとプラスに考えるべきか、理解(暗記)すべきことが増えたとマイナスに見るべきか・・・。

 
神田秀樹『会社法 第十四版』(弘文堂)
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/30452.html


なお、法科大学院(司法研修所入所試験の受験資格付与機関)入学予定の方で、基本科目(いわゆる六法プラス行政法)のテキストを買いそろえようと思っている方も少なくないと思います。近時は特に、法科大学院側が、入学前の準備として、推薦テキストの一読を勧めることが多いので。しかし、この時期は、法律書の改訂が多い時期なので、それには十分に気をつけていただきたいと思います。せっかく買ったのに、近いうちに改訂では、もったいないので(丁寧な書店では、「改訂予定」との情報が付されていることも多いです)。まあ、私は、少なくとも既修者コースで入学予定の方は、基本書の一読や、市販の演習書を解くよりも、新司法試験(司法研修所入所試験)の過去問を一通り解くことの方をすすめるのでありますが。