池田真朗先生のスタートラインシリーズを紹介したところ、コメントをいただきました。


「こんにちは、初めて投稿させていただきます。池田先生の書籍は『新標準講義 民法債権総論』が気になっているのですが、、これはどうでしょうか?もしご存じでしたら教えてください」

コメントの方が紹介されているのは、以下の本です。


池田真朗『新標準講義 民法債権総論』(慶應義塾大学出版会)

http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766416138/


私は未読だったので、今日ちょっとざっと見てみたのですが、まえがきのⅰ頁には、

「私(池田先生-ESP補足)自身の慶應義塾大学通信教育課程用テキストを改良し」

とあり、また内容をざっとみてみると、学部生、法科大学院の未修者向けテキストという感じがしました。

(潮見先生の法律学の森シリーズとは、趣を異にしています)


また、スタートライン債権法のように、ところどころに学習者向けのコラムがあり、学習者に対する配慮が行き届いているようでした。


さらに、第8章の学習ガイダンスも、初学者の皆さんに、有益だと思います。

法科大学院未修者の方は、まずは法科大学院で指定ないし推薦されたテキストを、条文と共に読みこむことが大切ですので、あえてこの本を読む必要はないと思いますが、第8章のところだけは、一読されることをおすすめいたします。

(第8章は、コピーするなどして、自己のノートないしファイルに入れておくとよいと思います)


ちなみに、私が推薦する債権総論のテキストは、以下です。

渡辺達徳=野澤正充『債権総論』(弘文堂・2007年)
http://www.koubundou.co.jp/books/pages/30314.html