hacks(hopping around)

http://www.law.tohoku.ac.jp/~hatsuru/hop/2009/07/hacks.html


指摘されていることはまさにその通りだと思います。誰にとっても成功する方法があれば、howto本のニーズはそこで尽きるわけですから。また、howto本を読んでも、いざ実践している人は少数なのかも知れません。


統計をとったわけではありませんが、howto系が多い分野として語学系があります。本屋の売り上げランキングの上位にもよく出ている印象があります。ただ、多くの人は、実践まで行かず、howto本止まりになっている印象を受けます。というのは、語学学習の方法論が書かれた本では、学習のための推薦書(原書、辞書、学習参考書)がいくつか紹介されていますが、それらは何故かベストセラーにはなっていないからです。


人はリスクの小さい方法論をとりたいものですが、失敗なく物事を修得した人はよほど幸運な人で、多くの人は、実践の中で、失敗と成功を繰り返しながら、自己の方法論を確立し、物事を修得していったのだと思います(で、賢い人は、それでhowto本を書いて、元をとる)。語学を例に取れば、語学のhowto本を買い漁って1か月間方法論を研究するよりは、とっとと自分に合った参考書と辞書を1冊ずつ買って、それを読み始め、毎日続けた方が、例え失敗する可能性があっても、語学修得の近道だと思います。


以上のように、もりた先生の指摘はその通りだと思う反面、いざ自分の家の本棚をみると、語学のhowto本がないわけではありません。私を含め、方法論を確立して「いない」人間にとっては、howto本は魅惑的な存在で、つい手を伸ばしてしまう、というのもこれまた事実です。