昨日の訃報。

「マツケンサンバⅡ」などの振付で有名な真島茂樹さんが、お亡くなりになりましたね……ショックです。

 

闘病中だった、体調不良を訴えていた等のことはなかったようで、亡くなる前日までお仕事をなさっていたとのこと。

 

あまりに突然の出来事に気持ちが付いていかない方々は大勢いらっしゃることでしょうが、見方を変えたら、いわゆる「ピンピン・コロリ」なのかもしれない。

 

ファンとしてはもの凄く悲しいけど、入院や寝たきりの期間を経ずに最後の最後まで「踊り子」でいられたのは、マジーにとって本望だったのではないでしょうか。

 

 

わたし、持っていたCDを数年前に大量に手放したんですが、「マツケンサンバⅡ」(マジーによる振付DVD付き)はしっかり残したんですよね。

 

手放すかどうか、悩むことすらしなかった。

「これは一生持っておく!」と即断即決。

 

それくらいすきなんですよ、「マツケンサンバⅡ」!

もちろん、マジーも含めて!

あの、たおやかだけどダンスには厳しいキャラ、そして美しい姿勢とキレッキレの所作がだいすきです。

 

だから、今回の訃報は本当に悲しいし、とても残念です……。

 

 

そして、宝塚歌劇団の大運動会を思い出します。

 

10年に一度のビッグイベントですが、2004年の90周年大運動会では、専科&音楽学校生(91期生と92期生)のみなさん「マツケンサンバⅡ」を踊りましたよね。

 

天寿光希さんも、野々すみ花さんも、音波みのりちゃんも、鳳月 杏さんも、彩凪 翔さんも、真風涼帆さんも、そしてそして轟 悠様も、「♪オ~レ~~!オ~レ~~~!」って踊っていましたよね!

 

100人以上の大人数による「マツケンサンバⅡ」は、いま映像で拝見しても大変迫力があります!

 

フォーメーションの関係でオリジナルの部分もありましたが、音楽学校生のみなさんは、ほぼマジーの振付通りに踊っていたかと。

振りを覚えるのが大変だった……というのが、天真みちるさんのエッセイで語られていましたよね。

 

だから、そういう意味でもマジーには勝手に親近感をもっていましたし、あの綺麗な所作はいつまでも見ていたかったです。

 

もちろん、お会いしたことはありませんが、歴史に残るような名曲を生み出してくれたことに対して感謝の気持ちでいっぱいです。

 

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。