テレビを見ていると、バラエティ、ドラマ等において、「○○野郎!」という文言がたまに登場します。

しかし、この「○○野郎」については誤用が多い印象があります……。

 

わたしが高校時代だったかな?

それとも大学時代かな……正確には覚えていませんけども、とにかく学校の先生に習ったこと。

 

「野郎」は、あくまで「男性」をののしる言葉なんだそうです。

 

だもんで、「女性」に対して「○○野郎!」って言うのは間違い

例えるならば、「男性」に対して「クソババア!」と言っているようなものだ、とのことでした。

 

言われた側も「いや、俺はババアじゃないし???」でしょ。

誰かを罵倒するにも、言葉の意味を正しく知らないとダメなんだよね~と当時の先生はおっしゃっていました……。

 

では、「女性」の場合は「野郎」ではなく何て言うのか?というと、「アマ」だそうです。

すなわち、相手が女性ならば、「この野郎!」は「このアマ!」と言うべきなわけですね。

 

んでも、ドラマやバラエティでも、「このアマ!」なんて言う人はなかなかいません。

そんな中でも、わたしが見たことがある方がお2人いらっしゃいます。

 

おひとりは、北野 武さん

もうおひとりは、梅沢 富美男さん

 

いずれも、プロ同士のバラエティ的なノリの中での発言であって、真剣に相手の女性を蔑んでいるわけではありませんでしたが、本物の「このアマ!」と聞くことができて、当時の私は感動しました。

 

ということで、女性に対して「野郎」と言うのは日本語として間違いらしいですよ!というお話でした。