昨日発表された、次の星組東京公演『1789』の日程。

大劇場に続き「サヨナラショーがありそう」なスケジュールになりましたね。

 

これはホントに、瀬央ゆりあさんと有沙 瞳さんが退団なさるのかも……との声をあちこちでお見掛けしました。

 

お2人ともいまの星組で大きなポジションを務めていらっしゃるスターさんですが、だからこそ、サヨナラショーがあるならこのお2人なのでは?ということになっちゃうんでしょうね……。

 

個人的には、有沙さん

 

先月まで公演されていた「ディミトリ」「ジャガービート」の『ぽっぷあっぷTime』を拝見していたときに、ちょっと感じるものがあったんですよね。

 

その1つ前のぽっぷあっぷ、つまり「めぐ会い」「グランカンタンテ」の時までは音波みのりちゃんが番組の出演メンバーに入っていたもので、はるこ様よりも下級生にあたる有沙さんは、愛らしい妹キャラ的なポジションという印象でした。

 

でも、その後のはるこ様の卒業により、「ディミジャガ」のぽっぷあっぷでは、有沙さんは娘役最上級生に。

 

男役さんを含めても、学年的に上から二番目ということで、服装といい雰囲気といい、いっきにお姉さんキャラに変わったな……と感じていました。

 

その様子に、「もしかしたら、はるこ様の存在が、有沙さんにとっては風除けになっていたのかも?」と思ったんです。

 

紅ゆずるさんがトップに就任なさった時から現在にいたるまで長年、コンスタントにヒロイン役(あるいはヒロインに引けを取らない大役)を務めていらして、巷では「スゴツヨ 二番手娘役」とも言われている有沙さん。

 

それでも星組のファンから「ヒロイン独占しすぎ」「若手の蓋」などとネガティブに捉えられることが少なかったのは、彼女よりも上級生である音波みのりちゃんの存在があったからなのかも……と。

 

はるこ様は、退団前の数年間は役に恵まれていた印象だけど、全国ツアーでヒロインに抜擢されるまでは、7年間もヒロイン役から離れていました。

 

その一方で、ヒロインの母親役やアクの強い役もこなし、バウ公演では組長も担当。

つまりは「ヒロインができるけど、ヒロインを立てるための濃い役もできるオールラウンドプレイヤー」という貴重な娘役さんでした。

 

そういうはるこ様が上級生ポジションにいてくれたことで、有沙さんが逆風というか火の粉というか、そういうものを浴びずに済んでいた部分はあるのかも……と。

 

だもんで、実際に『1789』で有沙さんが退団なさるかどうかまだわかりませんけれども、もしも退団なさるとしたら、はるこ様の退団が少なからず影響しているのかもしれない……と思ってしまいました。

 

以前、有沙さんファンの方がおっしゃっていた「はるこさん、辞めないでほしい」という言葉の意味、いまならわかる気がします。