来月、劇場版『Dr.コトー診療所』が公開されます。
16年ぶりの新作という段階でまず凄いことなんですが、すでに俳優業を引退していた「剛洋」くん役・富岡 涼さんが今作のために復帰する!というのがまた話題になっていますね。
当時はかわいい子役でしたが、現在は29歳になったのか……しみじみ。
別の役者さんが演じるのと、富岡さんご本人が演じるのとでは、説得力が全然違うと思います。
出演してくれて、本当に嬉しいです!!!
剛洋くん他みなさんがどんなふうに16年を過ごしてきたのか、とても気になりますね。
……で。
「過去の大人気作品の新作を製作する」といえば、最近では『るろうに剣心』と『スラムダンク』が思い浮かびます。
どちらも、以前の作品のファンの間では戸惑いの声が上がっている様子。
一方、「Dr.コトー」の新作に対しては、いまのところ歓迎する声しかお見掛けしていません。
この差は何なんだ?と考えると、やはり「キャストが続投しているか否か」なのかな、と。
「Dr.コトー」の新作では、キャストは続投で、なおかつ現実社会と同じく作品内でも時間が経過していますよね。
だもんで、私達の日常とリンクしやすいというか、作品内に入り込みやすい。
でも、「るろ剣」や「スラダン」の新作では、時間が経過していない。
薫殿は17歳のままだし、花道たちは高校生のまま。
いや、いいんです。
17歳のままでも、高校生のままでもいいんです。
でもね、そこで更に「キャストを変更します」なんて言われたら、それはもはや誰ですか?状態になってしまう気がします。
「私の知らない人」と認識してしまう、といいますか。
いっそのこと、原作漫画の最終回の数年後、あるいは十数年後などを舞台に、お馴染みのキャラクター達がどうなっているのか?というのを描いてくれた方が、とっつきやすかったかもしれない。
花道やミッチー達は、どんな30代になったのか?みたいな。
もちろん、キャストさんは変更なしで!
大人になった主人公達、というのではダメなんですかね?
ムムム。
なんですかね……私がアニメ界から離れていったのって、10代、あるいはせいぜい20歳過ぎくらいまでのキャラクター達が世の中を動かす!という世界観に、お腹がいっぱいになってしまったからなんだと思います。
そういう時に出会ったのが、宝塚歌劇なんですけどね。
タカラジェンヌさんは、早い人では15歳、遅い人でも18歳で養成所(宝塚音楽学校)に入りますが、そこから時間をかけて芸を磨いていきます。
よって、20歳過ぎまでに頂点をとることができる世界ではないわけで、そういう部分に魅力を感じました。
アニメの世界でも、もっともっと幅広い世代が主人公世代として描かれるようになったらいいのになあと思います。
あっちもこっちも中学生や高校生(の世代)のお話では、興味が沸かないんです~。←本音
てか、アニメのキャラクターって、20代後半くらいから急激に老けて描かれる印象があるんですが……10代の主人公達との差を出すためなんですかね……。
現実社会では、ここまで老けてないでしょ!と突っ込みたくなることが多々あります。
だって、有岡君が31歳で、キムタクは今日で50歳でしょ?
50歳といったら、『マクロス7』時のマックス艦長と一緒ですよ。
ちなみに、『マクロス7』時のミリア市長は、現在の天海祐希様や檀れい様より年下です。
ジャニーズやタカラジェンヌさんを引き合いに出すのはアレかもしれませんが、現実がアニメに追いついてきたってことですかね?
どんどん話がズレて来ましたが……。
そもそも何を言いたかったのかというと、アニメキャラでありながら、ちゃんと年齢を重ねていくマクミリは素敵!いつまでも10代だったら、こんなに長年好きではいられなかったと思う!ということでした。
なお、『マクロス7』時(2045年)のミリア市長は、現時点でいうと花總まりさんと同い年でしたよ。
私が好きな音波みのりちゃんといい、タカラジェンヌさんはゼントラーディですか?という感じですね。ほんとに!