養老孟司先生が、昨年末に虹の橋を渡っていった愛猫・まるちゃんについて語ってらっしゃるインタビュー記事を拝読しました。
知識人ゆえの軽い毒舌ではありますが、まるちゃんへの深い愛情がにじみ出ていて、ウルっとしてしまいました
猫なんて、役に立つわけではなくて、迷惑をかけるだけの存在なんです。
でも、多くの人がそんな迷惑をかけるだけの存在を必要としているとも言える。
私もその一人でした。
これだけ(猫を)飼っている人が多いのは、役に立つか儲かるかといった存在ばかりが重視される社会で、実際の人間関係の辛さの裏返しではないかと思う
などなど、考えさせられます……。
猫は、何かと「見返り」を求めがちな人間という生き物に対して、警鐘を鳴らしてくれる存在なのかもしれません。
そこに居るだけで、こっちは癒されるんですよね……