神戸市が25日から新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種を大規模会場で始めるのを前に、接種に協力する歯科医師の事前研修が15日、同市中央区で行われた。同市歯科医師会に所属する約70人がワクチンの特徴や筋肉注射の方法を確認し、研修後は参加者同士でワクチンを打って本番に備えた。
大規模会場は、市が独自にJR神戸駅近くの神戸ハーバーランドセンタービルに設ける。全国に先駆けて歯科医師に協力を求め、全9区の市民を対象に1日平均で最大約2千人を想定し、歯科医師20人程度と看護師がワクチンを接種する。
研修では、市保健所の医師らがワクチンの特徴や副反応への対処法などを説明。生理食塩水を使った筋肉注射の実技もした。同市長田区の坪田歯科医院、坪田照彦院長(63)は「医療の体制や感染状況がこのままではいけないと思い参加した。普段から口の中の注射はしているし、接種は違和感なくできると感じた」と話した。
15日時点で、市歯科医師会所属医師の約4割にあたる350人余りが接種に協力する意向という。同会の安井仁司会長は「予想を超える数。できることは何でもしたいという気持ちだと思う」と話した。(引用)
我々歯科医師は社会に貢献するという使命感に燃えています。
時短、ホールドよりもいち早いワクチン接種で、集団免疫を獲得しようではないでしょうか。