左腕の誇り
子供の頃から読書好きでした。
伝記や物語から始まり、純文学、SF、エッセイなど、文学的な文章が好きでした。
日本人の本がほとんでしたが。
高校生の頃は、海外のSFをよく読みました。
アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、フィリップ・K・ディックなどなど。
ですが、麻雀店を経営するようになってからは、ほとんど読まなくなりました。
理由はいくつかあります。
一番大きいのは、電車での通勤でなくなったこと。
本屋さんに立ち寄ることが減り、また通勤中に読む時間が無くなりました。
次が、読む気力が衰えたこと。
とにかく、開業当初は寝る間を惜しんで働いてました。
家に帰るとぐったりで、読むつもりでも、知らぬ間に落ちてました。
そして、読書の習慣が無くなりました。
すると、加速度的に本から離れる悪循環。
ですが、活字は好きなので、ネットなどでは、色んな記事を日々読んでました。
しっかし、6月の泥棒侵入以来、自宅にいる時間を増やしたことで、読書を再開しました。
近頃は、ちょくちょく読んでます。
昨日読み終わったのが、本日のタイトルの本です。
「左腕の誇り 江夏豊自伝」 江夏豊著 新潮文庫
江夏と言えば、オールスターでの9連続三振。
江夏と言えば、シーズン最多奪三振401。
江夏と言えば、優勝請負人。
江夏と言えば、・・・・・・・・
18年間のプロ生活で、阪神→南海→広島→日本ハム→西武と渡り歩いた、日本球界を代表する投手が、プロ野球時代を綴った自伝です。
僕が覚えているのは、広島以降のリリーフ投手の時代です。
ここぞという時は、三振で切り抜けるイメージが残っています。
現代のプロ野球とは違う、もっと混沌とした時代のプロ野球界での話しで、何だかピカレスク小説を読むような感じでした。
現代にこれだけの資質を持った選手が登場したら、果たしてどれくらいの成績を出しただろうか!?
そんなことを、読みながら考えてました。
これだけ能力の高い人物ですから、どこかのチームで、ピッチング・コーチに就任することを祈っています。
まあ、日本の球界じゃ無理かな!?