退院後の生活(3) | 父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

2013年夏、私の父親(70代)に食道腺癌が見つかる
11月に食道亜全摘手術を受け、術後の経過も順調だった

ストレス耐性が弱い父は「食べる事」に挫折

せん妄

食欲は回復したが、認知症対応型施設に入院

退院

12月14日、土曜日。



Aさんがうるさい。

「太郎(仮)が癌になればよかったのに」

「おかしいわね!こういう時ってペットが身代わりになるはずなんだけど!」

「(私の方を見て)要らない奴が癌になればいいのに」

1度言うだけでもうるさいのに何度も同じことを言うから煩わしい。



夕方。

父「(母に向かって)保険の書類出してきてくんない?」

母「これから晩御飯作んなきゃいけないから」

父、機嫌を損ねる。

父、自分で郵便ポストへ投函しに行き、帰ったら自分の部屋に引きこもってしまい、晩御飯の時間になっても出てこない。呼んでも出てこない。


父と母は本当に仲が悪いなあ、というか、性格が合わないなあ、というか、よくこんなやりとりを何十年も続けてるなあと、ある意味感心してしまう。。。




12月15日、日曜日。


母が「右脚が痺れて一瞬感覚がなくなった」(数年前も同じような事が数度あった)と言うので、心配なので年内に病院に行ってとお願いする。


父が「具合が良くない」と言う。

父「気分悪い、風邪引いた」


父、食事残す。


念のため、病院に電話する。

・気分が悪い

・熱は36度9分

・食欲ない

・咳が出る

・顔色が悪い

・ちょっと歩くと動悸、息苦しい

食道癌の術後、退院してからよくあることなので問題ない、とのこと。



父、夕食後、血色がよくなったのでちょっと安心。

ネオフィードを新しいのに替える。

下痢は相変わらず治まらない。


頬の肉が削げたなあと思う。