手術の詳しい説明(7)手術はスタートライン | 父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

2013年夏、私の父親(70代)に食道腺癌が見つかる
11月に食道亜全摘手術を受け、術後の経過も順調だった

ストレス耐性が弱い父は「食べる事」に挫折

せん妄

食欲は回復したが、認知症対応型施設に入院

退院

 8時間ほどの手術が終わったら、ICUに少なくとも3日間いることになります。


 順調にいけばその後、管理病棟に4日間ほど、そしてその後は一般病棟に移るそうです。


 そして、予定では一般病棟へ移ってから2週間で退院となります。



 本当に大変なのは、退院してからだということです。


 体を作りかえたのだから、今までとは違う、生まれ変わったぐらいの意識を持ってゆっくりやっていくこと。


 食事は術後3カ月は思うように行かないけれど、そこを超えれば階段を1段ずつあがるように良くなっていくこと。


 口からの食事だけではエネルギーがとてもじゃないが足りないので、経腸チューブで栄養を補うこと。。。。。。


 じっとしていると筋肉が落ちるので、お散歩などしましょうとのこと。呼吸訓練も続けること。。


 誤嚥性肺炎や腸閉そくもおこりうることも忘れずに。




という説明を受けましたが、

(お父さんは術後の合併症で死んでしまうかもしれない)

(合併症で入院が長引くかもしれない)

(親戚も術後、肺炎と院内感染で入院がかなり長引いたし)

という思いばかりで、、、そんな、、、退院してからの生活なんて全く考えられませんでした。




説明を受け終わり、父と姉と私は「昼食を取ってから麻酔科へ行くか、このまま麻酔科へ行くか」相談し、、、母はちゃんとしたお寿司屋さんへ 急いで向かいました。。。