退院から次の化学療法までの日常(4)外来。生モノ解禁 | 父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

2013年夏、私の父親(70代)に食道腺癌が見つかる
11月に食道亜全摘手術を受け、術後の経過も順調だった

ストレス耐性が弱い父は「食べる事」に挫折

せん妄

食欲は回復したが、認知症対応型施設に入院

退院

 外来の日。

 まずは採血して、結果が出てから診察です。


 白血球数が人並みに戻ったので、ナマモノ解禁です。なんでも食べて大丈夫とのこと。


 

 その他に気になっている症状を相談したのですが。。。

1)物忘れがひどくなった

 ・さっき言ったことを、ちょっと経つとまた言う

 ・あれ?今何しようとしてたんだっけ?というのが増えた

 ・あれはどこへ置いたっけ?というのも増えた

2)耳が遠くなった

3)目がかすむ

4)まぶたのものもらい

全てにおいて、抗がん剤の副作用ではないと言われました。


1)については、年のせいあるいはストレスでしょうとのこと。

2)については、抗がん剤治療1回目から耳が遠くなる確率はかなり低いので、副作用ではない。年のせいかストレスでしょうとのこと。

3)副作用ではない。

4)副作用ではない。



「年のせい」

年寄りが医者に言われる「あるある」ですね。


 これ、言っている方は悪気は無くても、言われる方はどうなんでしょう。父はあまり気にしていなかったようですが。。。



 診察時にちょっと気になったのが、父が問診と雑談をごっちゃにしていること。


 かかりつけのお医者さんから癌告知を受けた際も、父とお医者さんのやりとりを聞いていて、父がとんちんかんな事を平気で言うのでヒヤヒヤしました。


 診察でそういう話は要らないのでは!?という事を言うので、お医者さんがイラッとしているのが伝わってきます。。。。




 それはさておき、父の心は診察よりも「生もの解禁」へと先走っています。


 診察が終わって、会計後、即寿司屋へ。

 気軽に入れる、チェーン展開しているお寿司屋さんです。



 2回目の抗がん剤治療後は深刻な副作用もないようで、ホッとしました。