大きな病院での検査から約1週間後、結果が出ました。
先生から詳しい説明がありました。私も父に付いて行き、一緒に聞きました。
父は、食道胃接合部癌で、わずかだがリンパ節への転移が疑われるということです。
この「胃食道接合部癌」の「腺癌」は、近年増えてきてはいるが、食道癌の中では少なくて、3%ほどとのことで、標準治療法は決まっていないと言われた気がします。(説明を聞きながらメモをとりましたが、いまいち自分の聞く力に自信が無いのです)
(標準治療とは、科学根拠に基づいた、現時点での最善の治療法です)
気になるのはどの程度の癌なのかです。
病期(ステージ)は、
・どのくらいの深さまで達しているか
・リンパ節転移はあるか、あればいくつか、どこまでか
・他の臓器へ転移しているか
の3つの要素で決まります。
父の癌は、内視鏡で見たところ、食道側に3cm、胃側に1cmほど広がっていました。
CTの所見では、リンパ節に疑わしい個所があるが、他臓器への転移は確認できないということでした。
そういうわけで、病期はⅢだという診断でした。
お医者さんは「食道癌であるが、胃癌と同じと考えられる」と言っていたような気がします。(やっぱり自分の耳と記憶力に自信が無い)