詳しい検査の結果 | 父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

父ちゃんの食道癌…改め…父ちゃんの「せん妄」

2013年夏、私の父親(70代)に食道腺癌が見つかる
11月に食道亜全摘手術を受け、術後の経過も順調だった

ストレス耐性が弱い父は「食べる事」に挫折

せん妄

食欲は回復したが、認知症対応型施設に入院

退院

 大きな病院での検査から約1週間後、結果が出ました。


 先生から詳しい説明がありました。私も父に付いて行き、一緒に聞きました。



 父は、食道胃接合部癌で、わずかだがリンパ節への転移が疑われるということです。

 この「胃食道接合部癌」の「腺癌」は、近年増えてきてはいるが、食道癌の中では少なくて、3%ほどとのことで、標準治療法は決まっていないと言われた気がします。(説明を聞きながらメモをとりましたが、いまいち自分の聞く力に自信が無いのです)


(標準治療とは、科学根拠に基づいた、現時点での最善の治療法です)



 気になるのはどの程度の癌なのかです。


 病期(ステージ)は、

・どのくらいの深さまで達しているか

・リンパ節転移はあるか、あればいくつか、どこまでか

・他の臓器へ転移しているか

の3つの要素で決まります。 



 父の癌は、内視鏡で見たところ、食道側に3cm、胃側に1cmほど広がっていました。


 CTの所見では、リンパ節に疑わしい個所があるが、他臓器への転移は確認できないということでした。


 そういうわけで、病期はⅢだという診断でした。



 お医者さんは「食道癌であるが、胃癌と同じと考えられる」と言っていたような気がします。(やっぱり自分の耳と記憶力に自信が無い)