今、ちょうどラマダンの時期ですので、ダイエットにお勧めのスイーツについて書きたいと思います。(*^^*)
ラマダンについて
ラマダンとは、ヒジュラ暦の第9番目の月の名前で、ムスリム(イスラム教徒)の方はこの1か月間、断食を行います。断食はアラビア語で「サウム」と言います。(^^)dサウムの原義は「慎み避けること」で、イスラーム(イスラム教)では、ラマダン月の日の出前から日没までの間、断食をします。(喫煙や喧嘩もNGです)但し旅行中の人やハードなお仕事をされている方(プロスポーツ選手などのアスリートを含む)、病気の人や高齢者や妊娠中、生理中、授乳中の方、赤ちゃんや小さい子供は免除したり、日にちをずらしたりすることが可能です。
今年のラマダンは、3月10日(日)の夕方から開始、4月8日(月)の夕方に終了となります。
本題に戻ります。
日本はダイエット大国アメリカと同様、万年ダイエッターという方も多いと伺っています。
ダイエット中は栄養不足になりやすく、イライラしたり精神的に不安定になりやすいので、手軽に栄養が補えて、食感もしっかりしているドライフルーツがお勧めです。
無花果や、レーズンやデーツ(棗やし)はラマダン明けの食事にも選ばれるほど、疲れた心と身体を癒して素早く栄養をチャージできる優れた食品です。
特にデーツは、チュニジアなどサハラ砂漠近辺では二粒で砂漠を2km歩けるということわざがあるほど栄養豊富です。
デーツ(ナツメヤシ)は、滋養の高い果物として人気が広まっています。ミス・ユニバースの方もデーツをおやつにされています。消化の良い糖分が多く含まれていて、甘味が強く、カロリーも高くて抗酸化物質も豊富に含まれているため、エネルギー補給と飢餓からくるストレス解消の両面で効果を発揮します。
旧約聖書にモーセのエジプト脱出後、神が与えた「マナ」という甘くて滋養のある食べ物で人々を養う場面がありますが、マナはデーツのことだったのではないかとする説もあります。(諸説あります)
「デーツ」とは?
中近東、北東アフリカ、米国で生産されている「ナツメヤシの実」です。中東ではメジャーなドライフルーツでラマダン(断食)明けに食されます。
健康維持や美容のため、またスポーツ選手が栄養補給のために摂取するなど注目を浴びているドライフルーツです。(^o^)/黒糖や干し柿のような濃厚かつ上品な甘さが他のドライフルーツにはないおいしさです。ヨーグルトやクリームチーズ、またはバターとも相性バツグンです。
様々な栄養素を含むデーツですが、食物繊維はごぼうの約1.2倍、カリウムはバナナの約1.5倍もあります!p(^^)q
食物繊維が豊富でカリウム、マグネシウム、銅などのミネラルの含有量はプルーンを上回ります。
「ミラクルフルーツ」とも呼ばれプルーンよりクセが少なく食べやすいのも人気のひとつです。その栄養価の高さから、イスラム諸国では妊婦さんのおやつや、断食明けの食事として重宝されています。かのクレオパトラもデーツを好んで食べていたと言われています。
鉄分の補給ができる
ミネラルの中でも、特に普段の食生活で不足しがちな鉄や銅、葉酸などを豊富に含んでいるのがデーツの特徴です。
鉄分不足は貧血の原因になるため、鉄分を多く含んだデーツは積極的に摂りたい食材のひとつ。毎日食べ続けることで、鉄分の補給につながります。
銅は鉄からヘモグロビンがつくられるのを助ける働きがあり、ビタミンB群の仲間である葉酸も、赤血球をつくる働きがあります。
ダイエット効果が得られる
デーツは、濃厚な甘みのおかげで食べ応えがあり、少量でも満腹感が得られます。間食につい甘いお菓子を食べてしまうという方は、デーツを取り入れてみてはいかがでしょうか。
デーツは、糖質が多く含まれますが、GI値は低いフルーツです。急激な血糖値の上昇を防ぎ、糖分が脂肪として溜まりにくい特徴があります。
お菓子と違い、さまざまな栄養素を摂取できるので、ダイエット中に甘い物が食べたくなったときの間食としておすすめです。
体内の水分バランスが正常になる
ミネラルの一つであるカリウムは、体内の余分な塩分を排出して浸透圧を一定に保つ作用があります。主に果物に多く含まれる栄養素で、もちろんデーツにも豊富に含まれています。
塩分の取り過ぎが気になる方や、むくみに悩む方は、デーツを継続的に食べることをおすすめします。
美容効果が期待できる
デーツに含まれる食物繊維や亜鉛には、美容効果が期待できます。
肌荒れや吹き出物など、肌トラブルの原因のひとつとされるのが、腸内環境の悪化です。食物繊維を積極的に摂ると、腸内環境が整い、肌トラブルの解消につながる可能性があります。
また、亜鉛は、たんぱく質合成や免疫機能活性化など、健康な体づくりに欠かせない栄養素です。たんぱく質で構成されている髪の毛を健康に保つ効果も期待できます。