2024年1月24日の今日は、行事で初地蔵です。
お地蔵さんのご縁日は、毎月24日ですが、毎年、1月24日は年初めの縁日で「初地蔵」と呼ばれています。
都内ですと、東京の豊島区にある巣鴨のとげぬき地蔵さんが有名です。(^o^)/
この日は、地元の方や観光客の方で大変賑わいます。(*^-^)/\(*^-^*)/\(^-^*)
巣鴨のとげぬき地蔵さんのホームページはこちらからどうぞ!(*´∀`)♪
お地蔵さんは、地蔵菩薩のことで、子供を守護して下さっている守護仏です。(*´∀`)ノ
実際は六道全てにお地蔵さんがいらっしゃいます。坐像※1の多い仏像の中でも地蔵菩薩さんは立像※2といって立ち姿で描かれているのは、救済のために「すぐに動ける」ようにしているからです。
※1
仏像が座っている像を「坐像」(ざぞう)と言い、一般的には、如来と菩薩といった釈迦を模した姿であり、瞑想の修行中、説法をしているところの姿を表現しているとされています。(^^)d
坐像の多くが穏やかな表情で描かれているのは、瞑想をしている姿と人に道理を優しく説く姿を現しているためです。
※2
「立像」(りつぞう)は、人々を苦しみから救うために釈迦が立ち上がった姿を模した物と言われています。混乱の時代、人々の不安が増した時代に、立像は多く作られました。すでに悟りを開いている如来像は、坐像が多く、特に大日如来像には立像がありません。それに対して、修行中の菩薩像、釈迦に代わって煩悩を断ち切る役目を持つ明王などは、立像が多いという特徴があります。
また、毘沙門天、帝釈天など、天部像もほとんどが立像です。菩薩、明王、天部は、如来の使いとして人々を救う役割を持っているため、忙しくて座っている暇がないということから立像が多くなっているとされています
ちなみに京都の鈴虫寺の地蔵菩薩さんは、さらに草鞋を履いていらっしゃいまして、いつでも準備万端でスタンバイされています。
またお地蔵さんは、地蔵の十福と呼ばれる十の福徳がありますが、ご利益が多く多岐に渡っているのも特徴的です。
地蔵の十福について
機会があれば、ぜひ足を運んでみてください❗️