2022年11月20日は、二十八宿で房(ぼう)の日です。
二十八宿とは、月の運行日数が約28日であることから、1日1宿を割り当てられ、東西南北を護る四神に7つずつ星宿が配当されたものです。
四方(東西南北)にはそれぞれ方角を守る四神(四聖獣)がいます。東=青龍、西=白虎、南=朱雀、北=玄武となります。因みに平安京の作られた京都など良い条件である土地の状態は四神相応と呼ばれています。
二十八宿を用いて日の吉凶を占うことができます。それぞれの星宿による吉凶がありますが、読み解き方などの解釈は、諸説あるようです。
( ´∀` )b
房宿(東方青龍七宿)
日本名: そいぼし
距星: さそり座π
吉: 婚礼、神事など祝い事全般。旅行、造作、棟上げ、柱立て、衣類裁断、移転、新しい事を始めるなど
凶事は特にない吉日です。(*^^*)
素敵な午後をお過ごし下さい!
フランスの伝統的なウエディングケーキ「クロカンブッシュ」のご紹介です。( v^-゜)♪
小さなシュークリームをたくさん積み上げたケーキです。(*´∀`)♪
クロカンブッシュは、フランスの結婚式には欠かせない、シュークリームを円錐状に積み上げて作るお菓子です。「ピエス・モンテ」と呼ばれる、特別な時に作る工芸菓子のひとつで、パン職人や菓子職人の守護聖人である聖オノレの名前にちなんで「サントノーレ」とも呼ばれます。子孫繁栄を願う目的で作られ、ウエディングケーキとしてだけではなく、赤ちゃんの洗礼式を始め、お祝い事に関連した記念日やパーティーのために準備されるお菓子です。
クロカンブッシュはフランスのお菓子で、「ごつごつした木」を意味しており、口の中でぱりぱりと砕ける音を表しているとも言われています。「プチシュー」と呼ばれる小さなシュークリームをツリーのように積み上げ、飴やカラメルなどを接着剤のようにして固めて作るもので、フランスでは伝統的なウエディングケーキとされています。新郎新婦は、二人で木槌を使って崩しながら、列席者にクロカンブッシュを配ります。
シュークリームはキャベツの形をしていますが、「シュー」はフランス語でキャベツという意味です。フランス語でのポピュラーな言い回しに「モン・シュー(私のキャベツ)」という言葉がありますが、これは「私の愛しい人」という意味で、恋人や子どもなどに対して使われます。フランスではキャベツは「可愛い」や「愛しい」という言葉の代名詞でもあるのです。欧米では、キャベツ畑から赤ちゃんが生まれるという言い伝えがあり、キャベツは子宝の象徴だと言われています。元々は中世のスコットランドで、未婚の男女がキャベツ畑で目隠しをして恋占いをしたのが由来とする説もあります。言い伝えを基に、子孫繁栄と豊作を祈って作られたクロカンブッシュ。シュークリームは祝ってくれる人たちを指すとも言われ、高く積み上げることで天に近付くほど幸せになれると言われています。