女装、実家に帰る
1月3日の夜まで、八王子の山奥の実家にいたのですが
電波が思うようにキャッチできず
森光子の「オールナイトニッポン」、まんまと聞き逃してしまいました。
誰か、録音していませんか?
「実家にいた」といえば…。
知人のTさんが
「3日の夜放送の『めちゃイケ』に、マツコ・デラックスが出る」という情報を下さったので
あまりバラエティ番組が好きではない、うちの母に
「友達が出るみたいだから…」と言い訳しながら観ていたのですが…
(36にもなって、親に言い訳)。
マツコが出た時、「この人ッ。この人が友達ッ」とアピールしていたら(子供かよ)
一緒に観ていた姉が「え? マツコと友達なんだ?」と驚いていました。
さらに「ああ、この女の人?」と言った母に
姉が「女の人じゃないよォ」とツッコミ。
それほど「芸能通」というわけでもないうちの姉までが
マツコを知っているなんて!
「マツコ、本当に全国区だなァ」と
新年早々、何だか嬉しかったです。
ていうか、うちの母も姉も
僕がドラァグをしていることは知っているんですが…。
彼女たちの頭の中で、「息子(あるいは弟)が女装をしている」という情報が
どのように処理されているのか、すごく気になります。
ところで近頃、帰省する度に
必ず父から、「そろそろ結婚を考えろ」的な話が
飛び出すようになりました。
実は、母にカミングアウトし(て、それを姉が盗み聞きしてい)た時
父が大阪に単身赴任中だったため
父にだけは、何となく、言いそびれてしまったのです。
それから16年が過ぎ、母、姉、僕の間では
「今言うと、『息子がゲイだった』という事実よりも
『家族の中で、自分ひとりが知らなかった』という事実にショックを受けそうだから
黙っていよう」
という、三者協定が結ばれています。
とはいえ、その後、東京に戻ってきた父に
母は、ことあるごとに
「あの子は自由人だから、結婚はしないと思うよ」(自由人て…)と
言い聞かせていたそうだし
父も、(まだ僕が親と同居している時に)僕の部屋の本棚を見て「あいつは面白いものに興味をもっているなあ。
ゲイの本が本棚に並んでいたぞ」
と、母に言っていたらしいので
「何となく納得しているんだな」と安心しきっていたのですが
今になって、予想外の展開!
昭和10年生まれの父は、現在73歳。
そろそろ息子の行く末が、心配になってきたみたいです。
最近、にわかに、父の人生に興味がわいてきて
今年は、実家に帰る回数を増やそうと思っているのですが
この秘密?を一体いつまで保持できるのか。
ちょっぴりスリリングな展開になってきました。
しかも近々、姉の夫の弟(僕と同い年)が結婚することになったので
父の「(息子の)結婚願望」に、さらに拍車がかかったみたい。
実家から帰る時、駅まで車で送ってくれた姉と
「お父さん、もうとっくにあきらめたと思ったのにねえ」などと
話していたのですが
最後に、姉に
「○○ちゃん(姉の夫の弟)が結婚することになっちゃったしね。ごめんね…」
と、謝られてしまいました。
いや、お姉ちゃん、そこ、謝らなくていいから…。
でもまあ、母方の従兄弟(一つ上の男子と同い年の男子)や
父方の従兄弟(同い年)が
まだ、独身でいてくれているのが、救いです。
晩婚化万歳!
なお、うちの姪(姉の娘。10歳くらい)は
いつだったか
「男はちゃんと、男らしいかっこうをするべきだ」的なことを言った(僕に対してではありません)父に
「そんなことないよ! 桜塚やっくんとか、いるし」
と意見していました。
やっくん…。意外と影響力あったんだ…。