あっきーからバトンをもらいました、ブログ2番手のいとゆりです!国語が大の苦手で手短に話せないため文章が長くなりました。よかったら流し読みしてください。

 

まずは自己紹介!

母親いわく、生まれて数か月の時点で、音楽を流すと自然と頭や体を動かして8ビートを見せるようなファンキーな赤ん坊だったみたいです。3歳のときからピアノを習い始めて18歳まで続けていました。絶対音感もついちゃいました。昔からこんな感じで音楽とダンスが大好きで小学校のときはダンスクラブでした。

 

中高(女子校)のときは5年間フォークダンス部に所属していました。

 

本当はかっこいいダンスがしたかったけど、ダンス系の部活が体操部とフォークダンス部しかなくて、体が固いから体操は無理だと思ってフォークダンス部にしました。塾と曜日が重なる関係でやめましたがこのとき軽音と迷っていて、そっちにしていたら今頃バンドマンになっていたかもしれない…って考えると人生っておもしろいですね!

 

人生は分岐点だらけです。

 

中高のときはどの部員よりもまじめで、練習は週3・4回あったけどみんなみたいに体調不良や仮病や家庭の事情を理由に休まず5年間皆勤でした。フォークダンス部は全部活の中で一番上下関係が厳しいと言われていたけど、鬼のように怖い先輩たちに怒られてもめげずにダンスも雑用も頑張りました。朝練・昼練・放課後の自主練もちゃんと行ってなんやかんやしていたら学園祭(1年で1番大きい発表)のときの立ち位置が年々よくなっていって、いつの間にか一番うまくなって部長になりました。すごく苦労したり辛かったりした記憶はほとんどありません。夏合宿が暑い中踊りまくりできつかったなーくらい。

フォークダンス部は伝統ある部活で曲と振りが代々引き継がれているので、練習といったら何度も曲をかけてひたすらそれを踊るだけ。今やっているような基礎練は一切ありませんでした。だから練習は普通に楽しくていくらでもできて、私にはすごく合っている部活でした。

 

こんな感じで、私のダンス人生はなんだかうまく進んできました。

 

人より少し器用な部分があって、そこまで大変な思いをしなくても楽しんでいたらいつの間にかうまくいっていました。

 

ここでやっと大学に入学します。

 

ダンスはやっぱりやりたいと思っていて小学校のとき同じダンス部だった子と一緒に新歓を回りました。大ホール公演を見てLockerPopperのクールなかっこよさに惹かれました。あと勧誘してくれた先輩が優しかったのと公演中のサークル員の団結感がすごくて仲良さそうに見えてその雰囲気でesに決めました。ちなみに友達はリボのLockが好きと言い出したので分かれまして、今はリボLockのコマ責をやっています。

 

矢実に入っていた関係でPopコマは曜日が合わず、1年の矢上祭まではずっとLockだけとっていました。夏合宿で色々あって急遽三田祭でPopに出られることになってからは、クライベ・三田祭・3年の新歓で兼ジャンしています。1年の頃10期ははもねぷ・いくみ(・はば)以外みんな下手で踊りのクセが強くて(違ったらごめん)、私は結構良く評価されていた方でした。あっきーが書いている「褒められていた側の人間」です。上で書いたように私はちょっと器用でまじめで振り練が好きなので振り見のためにそこそこ練習したら、先輩にめちゃ頑張ったなって思ってもらえました。三田祭は1年生なのに2回も最前列で踊れて、ユニゾンも前の方でした。だからest2014はすごくいい思い出です。

 

本当は1イベの話もしたいけど割愛しまして、2年目突入。2年目は最前列の端っこに置いてもらえることが多かったように感じます。パッと見あまり目立たないけど、動画には残るし仲のいい友達はめっちゃ見てくれる位置。とてもありがたかったです。わがままを言うと、少しさびしかったのはエイト数が少なかったことと片側に人がいなかったこと。部活時代多くの振りをみんなの輪の中で踊ってきたからそう感じたのかもしれません。少ないパートで端の前に立つのと、真ん中らへんの人にかぶった位置にいるけど多くのパートに出られるの、みなさんはどちらが好きですか?この質問をいつかはもねぷにされた記憶があります。彼は答えを聞く前にどっか行ったけど。笑 

 

どこで踊りたいか、どんなパートに入りたいかは人それぞれ違うと思います。コマ責は振り見などでコマ生一人一人のダンスを見て合いそうなパートに振り分けてくれます。適性と好みは必ずしも一致しないから難しいですよね。自分の入ったパートに対して愚痴を漏らす人を見る度にいろいろ考えます。コマ生一人一人を喜ばせるショーケースなんてLockほど大人数になると作るのが難しすぎます。頑張ればできるのかな。ショーケース作りはお客さんの目も気にしなきゃいけないのでやっぱり難しい問題です。

 

さて、3年生になって自分にとって大きな転機が訪れました。春パLockの立ち位置が2.3年生の中で1番後ろの端。おーまい。でもコマ責が頑張って考えて決めてくれた立ち位置にいちゃもんをつけるのは絶対間違っていると思っているので泣きも怒りもせず平然を装っていました。周りにバカにされたかったしいじられるくらいを望んでいたけど、誰一人としていじってくれませんでした。華のようなダンス人生でしたが、ここでついに努力を怠った結果が出てしまいました。夜、今までesで何してきたんだろうと考えたり、立ち位置を決めたときのコマ責の話し合う様子を思い浮かべたりしていたらじーんときて目から水が出たこともありました、

 

ここで努力について。いつも基礎練して筋トレして頑張っているロッカーのみなさんには分かってもらえないかもしれませんが、それができるのってある種の才能だと思います。私はどんなに基礎練しろ継続しろと言われてもできなかったです。しようと試みたことは当然何度もあったし、同期会議で「運営代になる(なった)自覚を持って先輩らしくあれ」と言われてよし今度こそ!と意識も高めました。上手くなればその分楽しいよという言葉も分かってはいるしずっと頭にある。でもずっと先の楽しみのために今つらい思いをするのがどうしても無理でした。未だになぜみんながそんなに地道に努力できるのか分かりません。めちゃくちゃ尊敬しています。振り練はするけど基礎練はしないからLockerとしての実力は停滞して他の人に抜かされて、地道な練習をしていないこともばれて立ち位置を後ろにされる。その結果が早くから出ていたらそこでサークルをやめていたかもしれません。ここにきてこの結果が出るかあ、と思いました。ダンス人生は華のままなんとか乗り切るはずが、ずっと一緒に踊ってきた同期にはごまかせませんでした。

 

今年のクライベと三田祭、Lockをとろうか迷いました。Popだけとることを真剣に悩みました。2年目Lockに対するモチベーションが下がったときに色々相談していた8期の先輩に「これからもLockPop続けてね」と言われた言葉だけが決めてとなって今はどちらにも出ています。

 

いつからかLockで存在感がないと言われるようになりました。それは完全にLockでの居場所を失ったからです。一番下の学年で先輩にちやほやされていた時代と違って今は後輩がいるし先輩らしくしないといけない。ダンス下手だし練習もできないけどLock歴は長いから教える立場にいないといけない。そう言われその義務感だけで踊っていたらいつからかLockが楽しくなくなりました。一方兼ジャンで始めたPopでは学年気にせず踊れるし下手でもともとみたいに考えていたら踊るのがすごく楽しくて、フリサーもプライド関係なくできるから楽しくて、基礎練もしたくなりました。やっと自分にとって居心地のいい場所を見つけたなと思えました。

 

1年生で一緒にLockを始めた女子の多くは他ジャンルに飛んでいきました。みんな私に、自分にはLockは向いていないんじゃないかと思うと相談してきました。そのときはいとゆりには分からないかと言われていたし、たしかに何も言えなかったけど、今になって分かります。次が私の番だったかもしれないけど、気づいたら3年目の三田祭がきていました。はやい!もう振り完構成完してあとはひたすらつめるだけ。エストが終わってしまう。来年は出るか分からないと考えるとこれが最後の舞台かもしれません。こんなもやもやしたLock人生で大学生活の青春を終わることができるもんか!!

 

私の強みはどんな状況でも楽しめることです(就活?)。あといつでも周りの人たちに恵まれています。こんな下がり調子なLock人生でも今は三田祭ショーケースをすごく楽しんでいます。踊っているときに先輩や後輩や同期と目が合うとすごく幸せな気持ちになるし、「いとう!」という声が聞こえてくるとにやけます。いとう!はだいたいはやおです。

 

ちなみに、いとゆりさんはなんではやおさんと仲良しなんですか?と最近よく聞かれますが、一緒にナンバーに出てからなぜか年齢差が0.1歳くらいまで縮まりました。でも中高の部活のときと違って後輩がフランクに話しかけてくれるのも毎日の楽しみの一つです。調子乗りすぎには注意して。笑

 

こんな感じで結局楽しいエス人生に戻っていました。ちやほやしてくれる先輩や相談に優しく乗ってくれる先輩、いつも気にかけてくれる同期や自分の弱みに気づかせてくれた同期、大声で名前を呼んでくれる後輩や振り踊るので見てくださいと駆け寄ってきてくれる後輩などなど、本当に人に恵まれすぎています。全部受け身ですが。

 

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。あきぺーのような上がり調子なLock人生と違って、自分の楽しい方に逃げていく全くお手本にならないLock人生だし、エスの求めている人材じゃないことも十分自覚していますが、こんな私の体験談を読んで何か考えるきっかけになったら嬉しいです。まとめも何もなくてすみません。三田祭終わるまであと2週間弱、みんなで全力を出し切ってestなショーケースを作りましょう!

 

お次は三田祭から突如姿を現した長身デカ顔の五郎丸選手です!10期で一番おもしろい人です!まだ話したことのない12期は損しています。どんな無茶ぶりにも応えてくれるので絶対1度は絡んでみてください!!