裏面・表層・その他 | 孤独が好きな寂しがりやBlog

裏面・表層・その他

【補足あり:1/28 16:00】
【タイトルを「残念なにゅぅすですな。」から変更しました】

元ネタは
わくたま氏@13Hz!様の国籍条項訴訟、裁判に負けて八つ当たり「日本に来るな」「哀れな国」
Richstyles!様の国籍と公務
ニュースソースはMSN-毎日新聞より。
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都国籍条項訴訟:「哀れな国」痛烈に批判 原告の鄭さん

 「哀れな国ですね」。定住外国人の管理職登用についてあいまいさを残した26日の最高裁判決を受け、会見した原告の在日韓国人、鄭香均(チョンヒャンギュン)さん(54)は痛烈な批判を展開した。94年9月の提訴から10年余。「後ろに続く人のために」と多くの壁と闘い、最高裁にかけた大きな期待はついえた。 

 午後3時、大法廷で逆転敗訴の判決が言い渡されると、鄭さんは10秒近く天井を見上げた。閉廷後の会見では「世界中(の外国人)に『日本に来るな』と言いたい。日本に来て働くのは、税金を納めながら意見を言ってはならない『ロボット』になるということです」と怒りをぶつけた。「涙も出ず、むしろ笑いが先に来た」「大法廷がこんな幼稚な判決とは」。最後まで皮肉交じりに批判し続けた。

 「国籍」の大きな壁を実感したのは高校3年の冬だった。成績優秀で進学するつもりだったが岩手県の実家は貧しく、急きょ就職活動を始めた。だが「日本人ではない」ことを理由に断られるばかりだった。

 「白衣の天使なら国籍は関係ないはず」。教師たちは100校以上の看護学校に紹介文を書いたが、いずれも返答は「前例がない」。単身で神奈川県の看護学校に飛び込み、ようやく入校を許された。保健師資格を取ったのは88年。同4月、東京都で初の外国人保健師に採用された。

 93年に主任となり、上司は当然のように管理職試験の受験を勧めた。しかし、94年に提出した受験申込書には「あなたは受けられない」の返事。「壁の前でたじろげば、後進の道がふさがる」。悩んだ末に選んだ裁判だった。

 最高裁は期待に応えてくれなかった。「司法に任せてはいけない。私たちが先頭に立たないと」。鄭さんは決意を新たにした。【小林直】

毎日新聞 2005年1月26日 20時05分
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コメント数が異様に多くなっているのと、内容が長くなってしまうので、自分トコのBlog記事で。
また、判決文などは全く読んでいないので、その点よろしこ。


まるで関係の無い事を会見で発言してしまうあたりに香ばしさを感じるものの、
原告の訴えが「定住外国人の管理職登用」であり、その訴えには理解も納得もできる。
そういった意味では、システム上の問題ではあるのではないか、という原告の論理的思考と行動は評価したい。


ここでの論点は裁判内容ではなく、原告の裁判後の発言についてなので、裁判の内容については置いて置くとして。



>うーん、敗訴したら八つ当たりしたくなるくらいでないと裁判しないような気がする。

13Hz!にあるkumakuma1967氏のコメントは真実であろう。正確には、原告が勝つ(正しい)と信じていたからこそ、つい暴言が出てくるのは感情として理解できる。
自分が正しい、と信じているからであろう、数々の暴言を放ち、夕刊紙や週刊誌を賑わせファンの怒りを買ったりする渡辺恒雄氏の例を取れば分かりやすいと思う。

しかし、公の場たる記者会見場では、概ね感情より理性を優先させねばならない、とは一般常識を持つ人間なら考えるはずだ。その点、原告に理性の均衡を失っていた、と考えなければならないだろう。よもや、その発言をしたいだけで裁判を起こすはずもないし。


ここで少し思ったのが一つ。
原告は
「後ろに続く人のために」
「壁の前でたじろげば、後進の道がふさがる」
「司法に任せてはいけない。私たちが先頭に立たないと」
と言っているようだ。
これは翻って考えれば危険な事でもある。
いわば自分が正義と信じて行動しており、自己陶酔に浸っているのかもしれないからだ。

そもそも、裁判とは自分が正しい、正当性がある、と信じたからこそ起こすアクションだ。原告と被告の主張を司法で判断し、どちらが正しいかを判断する。つまり、相手にも主張すべき理があることを念頭においておく必要がある。
ここでは、原告の言う「定住外国人の管理職登用」を巡っての見解を争っているはずである。

論理的思考で言うなら、
「システムがおかしい(外国人が管理職になれないのはおかしい)」
 ↓
「是非を裁判で争う」
 ↓
「敗訴」
 ↓
「法は被告に正当性を認めた」
 ↓
「それでも自分の言っている事は間違っていない」
 ↓
「システムを変えるべきだ」

という思考での発言なら自分は理解できる。
個人的には朝鮮人は信用していないが、運用上に必要な措置だ、という説得力のある提示をされたら、システム改変派(?)になるだろう。
来年度より始まるフィリピン人介護師の受け入れもそうだ(もっとも実行に移されるので、論点は運用面にシフトされるが)。


しかし会見席の発言は明らかに訴訟の内容(結果を含む)からかけ離れており、日本をこきおろしている。それを一般的に「暴言」と言うのだが、その裏にも影にも将来の展望が見えてこない。負けて悔しい、とだけが見えている。
また一つ指摘すべき点があって、
都の公務員という「制限されるべき」職場あるいはシステムに保護された職場において「そのシステムは間違っているだろう」という訴訟は組織内反体制派とも言うべきであり、公務員の規範を超えている。
別に公務員だから「他にやる事はあるだろう」と言うつもりはないが、少しは身の丈を考えて欲しい。

また、帰化うんぬんの話は問題にはならない。帰化した人間であれば「起こり得ない訴訟」になるからでもある。
もっとも10年という期間、公務員という職業を考えれば、「帰化しなかった」のが起こした訴訟と判決と言えるかもしれないが…。
(RichStyle!氏が書いてある通り、公務員になった瞬間に悲劇(訴訟)が始まったとも言える)


とはいえ、原告の履歴を考えてみると、なまなかのものではない。
進学する余裕が無い、と言うところを皮切りに看護学校入学・卒業、保健師資格取得、外国人保健師採用。日本人ではない在日朝鮮人としては最上級、とは言わないでも地歩を固めたサクセスストーリーと言える。
日本国籍という上着を着込んだ生粋の日本人には、その困難や達成の喜びは分かりにくいだろう。自分だって想像の範疇外の存在だ。



鄭女史の人生に出てきた管理職登用制度。
感情から言わせてもらうなら不幸な出来事ではあるが、理性的に考えると様々な意味で止むを得ない判決結果と言えるだろう。

ただ、記者会見場での暴言が痛すぎる。痛いというか、もっと強烈で「在日代表の暴言」して認知され、「やはり朝鮮系だな」という認識を確認させてしまった。
鄭女史の歩んできた人生、職業、上司の管理職試験の受験案内を考えれば、少しは朝鮮への好意的理解が進む発言が出てくると想像できたのだが…。



最後に。
MSNの写真下にある
「会見で不当な判決と肩を落とす鄭香均さん(右)=東京都千代田区の司法記者クラブで26日、大西達也写す」
というコメントに怒りを覚える。
「不当な判決」とは何事か。
曲がりなりにも法に従って出した判決を「不当」と言い切るその根拠は何かを問いただしたい。
もっとも「毎日ですから」という回答が出てくるだろうが。


PS
自分自身、朝鮮人の頭の悪さや犯罪量・率の高さには閉口しておりますが、それは朝鮮人を嫌っているワケではありません。
ウリナラ起源は笑ってスルーしますが。
某大学に通っていた朝鮮人(韓国人)たちは、多少、癇の強い人が揃っていましたが(苦笑)、
概ね日本好きな人が揃っており、相互理解のようなものが進んでおりましたので、「個々の朝鮮人」には好意的に捕らえております。
だからこそ、鄭女史の発言は残念に思っている次第です。

【補足追加】
TBN様経由
国籍条項撤廃という反日運動

ってヲィこら(怒)
【補足追加・終わり】