スポーツ選手の第2の人生 | 孤独が好きな寂しがりやBlog

スポーツ選手の第2の人生

「選手が引退した後の人生計画もフォローする」とは何気にいい事してますね、楽天も。実情としてプロ野球よりもJリーグの方で採用してもらいたい気分なんですが。
とはいえ、夜間大学と銘打っているものの、所詮は一般教養レベル。キャリアアップとなる専門知識が身につかないのは時間的な問題か。


実はこれ、数年前からJリーグでも問題になってた、と記憶しています。プロ野球以上に出入りする選手が多い事、年棒が(プロ野球と比較して)高くない事から、将来の不安を感じているJリーグ選手が多い、とSportsNaviの記事にあったのかな?

印象的なのが元Jリーグ選手の引退後。
鹿島アントラーズからヴェルディに移籍して(だっけ?)風のように消えていったアルシンド選手@頂点ハゲ長髪@アデランスのCM出演、一体彼はどうなったのか知りませんが、
引退した選手(外国人選手を含める)でバーテンダー@飲み屋経営になったり、プロゴルファーに転向したりと、狂乱なJリーグを知っている世代から見たらもののあはれを感じますなぁ。

旧横浜フリューゲルズがポシャった理由の一つに高価い選手を引っ張ってきたらサッカーバブルが弾けた、というのがあるようです。その事情からか(日本の)サッカー選手の年棒が抑えられている傾向もありまして、第2の人生を送るにはちと元手が心もとない。20代前半ならまだしも、20代後半以降でポイ捨てされたら(悪い書き方だけれども)スポーツ馬鹿は「何をしたら、どう動いていいか分からない」という視野狭窄に陥いるようですね。ましてやポイ捨てされる人が多い事から、本気で将来に不安を感じるJリーガーの皆様方、いかがお過ごしでしょうか。

とはいえ、サッカー球団にもお金が無い事から、選手のアフターケアと申しましょうか、引退後の生活をどうするか、という所まで手が回らないようです。まぁ実情としてもプロ契約しているだけの関係ですので、
自分と同じ派遣社員(派遣契約)に近いものがありますね。派遣先は人がいらなくなったら容赦なく切る、派遣元は契約終了後はノータッチ。その実情を体験している(っつーか現在進行形)自分から見たら、本気でどうにかしてもらいたい気分でもあります。お金ないので同情だけですけども。

ただ自分ら派遣社員と違うのは、チームメイトと過酷な生き残りを賭けていること。日々の練習に耐えてプロ選手としての価値を高めなければいけないのがプロスポーツ選手。第2の人生のために第1の人生を手抜きするわけにもいかない。このあたりジレンマがありますね。帯に短し襷に長し。おそらくプロサッカー選手の葛藤といいましょうか、第2の人生に不安を感じているのはそういう事情があるんでしょう。


それらを考えると、楽天イーグルスの夜間大学は賞賛される内容になるでしょう。引退後(ないし解雇後)の手助けをしますよ、と公表し実行しようとしてるのですから。

一般教養は必須でしょう。良くも悪くもスポーツ馬鹿ですので、柔軟な思考や論理的な思考を養う必要がありますからね。ショービジネスたるプロスポーツの常識と世間一般の常識は多少違っていると考えられますので、広く浅く一般教養を学ぶところからスタートとなりますか。
とはいえ、このレベルだったらオフシーズンに取得可能でしょうから、特に問題ないでしょう。それを嫌う選手も一部いるかもしれませんが。


専門分野となると微妙ですね。これが無いと本当の意味で引退後の人生計画にならないでしょう。職業選択の幅が狭くなりますから。パソコン教室は一般教養に入るとしても、引退後にこの専門分野でキャリアアップを目指す事になるでしょうか。専門分野を学ぶには時間がかかりますからね。専門分野を学びながらプロスポーツ選手として生きれる人はそういないでしょうし、日本ではそういう風潮が無いですからね(二束のわらじを履くな、という風潮が日本にはあるため)。
余談ですが、アメリカMLBでは「メジャーリーガー」→「博士(60歳まで)」→「神父(牧師だったかも)」と欲張りな第3の人生を満喫した人もいます。



ただ、自分から言わせてもらうなら、これではちょっと足りない。プロスポーツ選手というのは、そのスポーツ技術に長けているのではなく、必要な筋力トレーニングや栄養学を学んでいる(だろう)から、理想論を唱えるのであれば、学校の教諭となって部活動の顧問となる事。そうすれば後進者の教育にも役に立つし、スポーツ人口も増える見込みがある。

そういう意味で考えるなら、教諭となれるように大学と提携(?)しておいた方がいいでしょう。別に保健体育の教師にする必要もないのだから、経済学で社会の先生を目指して、オフシーズンなどに講義やテストなどをやる大学8年計画(笑)で充分でしょう。駄目だったら再入学でもう一回やるも良しですし。
まぁ球団から見たら余計な出費が出ますので、年棒を低く見積もられる可能性もありますが。


ですが、芸能タレントとして生活している人もいますね。巨人軍出身者が多いようですが、それもまた一つの手法だと思います。ショービジネスから人気商売とすさまじい競争社会を生き抜く事になりますが、各ネットワークと言いましょうか、コンテンツ配信会社(主にTV局)に1人くらいの需要が見込めますのでそちらもアリかもしれませんね。トークが上手くないと難しいでしょうが。


本当にプロスポーツ選手の生涯はネタと言いましょうか、話題に事欠かないですね。普通にコーチ業をやったり、生きる道が無く犯罪に走ったり、芸能タレントに生きる人がいたり。
ごくまれに、現役中に亡くなられた藤井投手@福岡ダイエーホークスのような選手もおり、スポーツ選手の与える感動に胸が震えたりします。

個人的には楽天はあまり好きじゃないんですが、是非、楽天イーグルスの試みは成功して欲しい。好悪とか利害とかそういったものを抜いて、素直にそう思います。