エロゲー制作サイドについてちょっと考えて見た | 孤独が好きな寂しがりやBlog

エロゲー制作サイドについてちょっと考えて見た

自分も大好き、あなたも大好き(なハズ)のエロゲーですが、今回クビを申し渡された事でもありますし、ちょっとエロゲーを作って販売する、要は企業として成り立つか、という事を考察してみようかと。

あ、自分は「経済学」をさらっとパンの耳をわずかにかじっただけで、「経営学」については何にも知らないので、そのところよろしこ。
(要は信じるな、という事←要しなくても分かる)


まず、製作日数。仮に6ヶ月としておこうか。
それを前提にすれば、
●事務所
 1ヶ月20万円×6ヶ月=120万円
●人件費(6人と仮定)
 1ヶ月30万円×6人×6ヶ月=1080万円
●雑費(電気代とかサーバとかその他)
 1ヶ月25万円×6ヶ月=120万円
●広告(雑誌広告)
 1誌30万円×3社×3ヶ月=270万円
●製品制作(出荷5000本と仮定)
 パッケージ(1個500円)
 CD-ROM(1個100円)
 マニュアル(1冊100円)
  700円×5000本=350万円
合計
 1940万円

で、収入。問屋に卸す際の掛け率(問屋に売る際の値段割合)を50%として、売値を8800円としておこうか。

5000本×8800円×50%=2200万円


収入-出費=2200万円-1940万円=260万円(黒字)









無理だ!これじゃ無理だ
ヽ(`□´)ノ

そもそもが、初期投資にあたる事務所代やらPC台やら什器類やら、支払う税金(税理士代)やらサーバ・ドメイン代とかを本気で考えると完全無欠に赤字にしかならねぇ!
っつーか5000本しか売らねぇ、って時点で志が低すぎる!


ちくと改良点(?)を洗い出して見よう。
あ、1番手っ取り早く作れるテキスト系アドベンチャーゲームで考えています。


まず一番デカいのが人件費。
これを落とすのが一番大きいだろう。とはいえ、単価1ヶ月30万はさすがに切れない。交通費支給やら税金やらで、最低ラインは30万円にしかならないし残業手当を出すつもりもないから。
まず人件費、要は製作担当でプログラマーとかイラストレータ(CGグラフィッカー)とかシナリオライターとかの区分で考えて見よう。


プログラマー
最悪、アリスソフトが提供しているSystem3.xを有償で使うと人件費は消える(プログラマーが不要のため)。ライセンス料が必要になるが、1本あたり500円~1000円にすれば、5000本売れたとしても250万円~500万円になる。1000円だとプログラマー1人あたりの年収分に相当する事を考えれば、こちらの方がお金がかかるけれども賢い選択かもしれない。バグの出現率も下がるだろうし、簡単なテキスト系アドベンチャーであれば、特に制作段階で頭を悩ませる問題も出てこないだろう。

イラストレーター(原画)
実はエロゲーで最重要区分かもしれないイラストレータ。これで選択をミスると大コケに見舞われるが、さすがに外注で頼むわけには逝かない。CGグラフィッカー兼用であれば、特に問題も無いだろう。っつーか1人で充分だし。

CGグラフィッカー
はっきり言って、これは何人必要なのか不明。1人1日で何枚分描けるかによるだろう。えっちCG70枚、立ちキャラ10人×4Ptn、背景30枚やその他もろもろを含めれば200枚(800pix×600pixサイズ)は必要だろうか。1人2日で1枚と仮定すれば、400日分の労働日数が必要となる。1ヶ月20日×6ヶ月(実質5ヶ月)として計算するなら、100日労働分で4人必要になる勘定か。

シナリオライター
まぁ適当でもいいんだろうが、ライターの嗜好やら性格でエロ重視かシナリオ重視かになってしまうのは否めない。ただ、ターゲット層@ヲタ市場をハズすと1発芸で終わってしまう姿が目に浮かぶので、選定はある意味イラストレータ以上かもしれない。ただ、遅筆だとすっげー困る事態になる。
それを防ぐ意味で、エロ重視で既存の官能小説を元ネタ(?)にするという手段もあるけれども、それだとただの電子書籍にしかならない。メインシナリオはそちらを参考にして(最悪80%ほど流用するとか)、サブシナリオを書き起こせばある程度の負担は減るかもしれない。っつーかこれもイラストレータと同様1人でいいじゃねーか。

その他(営業とか)
こればっかりは…どうなんだろう。雑誌社や問屋への営業で1人で充分なんだろうか。Webページ更新、その他雑務(CGグラフィック・シナリオ・イラストレータ)と兼業できるに越した事は無いが。
(っつーか営業で交通費使うじゃねーのか、意外に)


で、簡単に概算してみると、
専業シナリオライター・兼業その他(1人)
専業イラストレータ・兼業CGグラフィッカー(1人)
専業CGグラフィッカー(3人)

で5人いれば何とかなるかもしれない。っつっても半年30万円×6ヶ月=180万円程度しか浮かないけれども…。



製品制作について
Webでダウンロードしやがれ商法だと、パッケージ作成やらが不要となる。加えて問屋へ卸さなくてもいい事から、販売価格を抑える事も可能。意外にコチラの方が効くかもしれないが、現状では馴染みが薄い事、P2Pを暗に推奨している事から、100%Webで販売するのは危険かもしれない。っつーかメーカー直接予約という方法もある事を踏まえると、サブ的にWeb販売とかを考えておいた方がいいだろう。あんまり深く考えるべき問題(経費削減)では無いようだ。
だが、これには面白い商売ネタが絡んでいるため、暴騰する可能性がある(製品制作には関係無いけど)


あと、ざっと見てみたが、あまり経費削減のネタは無い。やっぱり売って儲ける方向で考えた方がいいかもしれない。
最初から会社を興すとなると、知名度の点で出遅れてしまうため、広告費をかさ上げして10000本売るつもりの方が効率的かもしれない。いくらかかるのか不明だけど。
6ヶ月の制作期間は意外に長いかもしれない。ひょっとしたらサクサクできて4ヶ月程度で終わるかもしれないし、このあたりをちょっと調べてみたいなぁ。零細エロゲーメーカーが雨後のたけのこのようにでてきてる理由も含めて。



以上、どーでもいー考察はおしまい。

っつーか、知識が少なすぎるため、どうにも発展しようが無い、というのがオチ。マジで戯言になっちまってやんの(汗)

【付記11/23 AM0:50】
ちょっと業界紙みたいなんを発見したので、ついでに
PC News
【付記終わり】