「電車男雑考」 | 孤独が好きな寂しがりやBlog

「電車男雑考」

正直、2chに逝かない&本を読んでいない人間が雑考なるものを書いていいのか…というか何か凄い非難轟々が予想されるネタではあるんですが。

元ネタはコチラ
渋谷ではたらく女社長のblog様が自分のBlogに読者登録されたので、トラックバック用(?)の記事を書いてみました。
っつーか読者登録数多ッ!!∑( ̄□ ̄;

ソレハサテオキ。



本来持たれているイメージを考えるなら、
「2chユーザ」≒「非モテ系」という一般常識と、
2chユーザのリアル恋愛、
という相反するであろう2つの要素が組み合わさった話題が結合して一つの物語を作った、という意味で興味深い。無論2chユーザが全員、非モテ系というつもりは無いけれども、どうしても「ネットユーザ」<「コアネットユーザ」=「2chユーザ」≒「非モテ系」という図式が頭に出来てしまう。

これは確かに偏見ではあるけれども、世間的には「恋愛至上主義」みたいなところがあって、小説やドラマや映画でもその分野が(量的に)目立っている以上仕方ないだろう。ネットユーザは、特に2chユーザは部屋にこもりっきりで「出会いが無いじゃないか(行動していないじゃないか)」という反論も有り得ることだし。

ところが「電車男」ではきっかけこそ、陳腐に過ぎて脚本家・小説化が使わないであろう発端なんだけど、2chユーザが一致協力(?)して電車男の恋愛を成就させようとしている。起承転結で言えば、承と転で2chユーザが絡んでいて、まさにそこにこそ「レアリティ」や「意外性」が潜んであって、見事成就させている。


これは驚くべき事だ。


現実世界でも恋愛成就のために他人に意見を聞く、という事は当然可能だ。既婚者は最低1度の恋愛を踏んでいるのだし、また未婚者であっても恋愛体験豊富な者もいるだろう。無論、未経験者から意見を聞く、という暴挙もありえるが、当事者が厳密な意味で冷静ではない、という意味においては第三者の意見の意見に耳を傾ける事も充分想定できる。

だが、これは意見を出す側の人格・性格を知っている、という前提だ。意見を聞く側としても「下らない人間に訊ねる」という真似はしない。人格・性格で「その人の意見が信用に足る」かどうか判断するためだ。これは人間社会の中では「信用度」というものが存在する以上、当然の事だ。

ところが、「電車男」から見たら2chユーザは「顔の見えない」人たちであって、「信用度」という意味ではほぼゼロに近い。殊に2chユーザの中にはノイズ(非建設的な意見など)が多く、また意見が多くて「どれが信用できるのか?」という情報過多の状況に陥ってしまう。情報過多については本を読んで見たりしないと分からないけれども、少なくとも、
(建設的な)人の助言を素直に聞いた事、
助言に従って恋愛を成就させた事、
この2点に驚嘆してしまう。


今回の「電車男」については、潜在的な読者の興味を引く「恋愛系物語」であること、(一般人から見たら)異質な世界の2chで現実に起きた内容であること、これらに興味を持たれたのだろう。あくまで推察だけど。


ちなみに、自分は(著者には悪いけど)古本で購入する事になるだろうなぁ。自分としては優先順位の低い「恋愛系物語」だし、ベストセラーとなったら普通に古本屋に出回るだろうし。殊に恋愛系物語を「新品」で買うくらいなら普通に歴史の本を買うだろうからなぁ。
まぁ1ヶ月もすれば古本屋で見かけるだろうから、そのときに改めて書評でもやってみようかな?(多分やらないと思うが…(--;



そーいえばこの「電車男」を映画化するとかしないとかで取り合いが起こっている、というニュースがどこかにあったなぁ。確かに話題性もあるし興行的にも成功が見込めるからなんだろうけど、微妙にあざといなぁ、と思ったのは自分だけでしょうか?