マスコミからみた庶民と非庶民への注目度 | 孤独が好きな寂しがりやBlog

マスコミからみた庶民と非庶民への注目度

木村氏@週刊!木村剛で「ブログはマスコミに報いる庶民の一矢だ!」とタイトルを銘打っていて
>マスコミの暴力は絶対的です。
>一度ボコボコに自分のことを書かれたら分かりますよ。

とある。


これには少し異論がある。


マスコミが個人を攻撃して報道被害にあった例が無いではない。
記憶から風化する事は無いであろう松本サリン事件で河野氏が蒙った被害は尋常ではない。報道関係各社(TV局など)は河野氏を犯人と決め付けて報道したばかりか、真相が判明した後でも河野氏には謝罪していない。これこそ報道被害の極地といえる。


逆の見方をすると、死亡事故かつ不信・不明な事件が組み合わされない限り庶民がマスコミの暴力に会う事は無い。木村氏はその点を履き違えている。マスコミの切込隊長様@~俺様キングダムも同様の指摘をしているが、マスコミにとって木村氏の言う庶民は「ニュースにならない」という判断で記事にされないからだ。
誰も興味を持たず、知りもしない庶民の事をニュースにしても読者は付いてこないし、読まれもしない。だったら有名人なり芸能人のどうでもいい話の方が「割がいい」という事になろう。マスコミだって企業なのだから。



ちなみに、Blogがマスコミに報いた(?)例がアメリカである。
ラプター様@海外ボツ!Newsで紹介してあるブロッガー、AP通信の反ブッシュの事実捏造を暴く!がそれだ。



木村氏@週刊!木村剛ではブログでマスコミ批判しよう、という論調なのだが、別にBlogでなくてもマスコミ批判は出来る。2chの掲示板がその代表だろう。
ただ玉石混合であるのは間違いなくて「石」の方が多いというイメージではあるけれども、訪問者が多ければ多いほど「玉」の数は増えてくるのが道理でもあるし、「玉」な人が「情報を集めるために」2chに行く、というパターンもある。
とはいえ2chだけでは(2chの世俗的イメージから)世論と成り得ない。それにBlog(個人ホームページを含む)が補強する形になるだろう。
2ch→Blog→2ch→Blog…という流れを辿ってマスコミ批判の「議論」が進んでいく、という形だろうか。


マスコミ批判に関しては、最近ホットな話題がある。新潟地方で起きた震災の報道関係者の馬鹿騒ぎだ。
そのことに関してはiori3様@天漢日乗様に詳しい事が書かれてあるが、被災者の事をまるで考えていない報道関係者が多い。まともな神経を持った人間なら憤りを覚えるだろう。

とはいえ、天漢日乗様で紹介されている内容は主に2chの掲示板を編集したものだ。各種様々な内容が紹介されているが、これは多くの人が集まる2chだからこその出来栄えであって、厳密に言えばiori3様@天漢日乗様の功績ではない。iori3様@天漢日乗様の功績は2chユーザ以外の人間に報道被害を紹介している点であって、2chユーザと非2chユーザの橋渡しを作った功績は非常に大きい。



そもそも、「ブログはマスコミに報いる庶民の一矢だ!」の記事では木村氏@週刊!木村剛が自分はマスコミに叩かれているんです、と暗に言っている。木村氏はすでに著名な人物で庶民でないのに、マスコミが自分を叩いているんです、とスライドして展開しているところに矛盾点があって、自分に言わせれば「論点がずれている」のである。
木村氏の言っている「ブログはマスコミに報いる庶民の一矢だ!」というのは間違っていないけれども、そういう視点の持ちかたがマイナスポイントで残念だな、と思う。教師風に書けば「もう少し頑張りましょう」という所か。

木村氏@週刊!木村氏には期待しているところがあるので、これからも頑張って欲しいのだが…