人質となった青年
なんか忘れた頃にやってきたニュースで、しかも台風・地震と悲観的なニュースの後に出てきたあたり「凶報は友人を連れてやってくる」という言葉を思い出すなぁ。
そもそも、ワーキングホリデーでニュージーランドに行った人間がイラクに逝ったのかがよく分かんない。普通に考えたら逝く理由が無いはずで、そこへ敢えて逝くにせよ、何らかの理由があるはず。ところが、ニュースによると「旅行が目的」とか。本人からしたら見聞を広めたかったんだろうけど、時期が時期だというのと場所があまりにも悪すぎた事を考えれば、軽率の誹りを免れないだろう。っつーかあまりにも無知、ではなく、無謀としか言いようが無い。
日本人には理解しづらいところがあるけれども、宗教というのは本来人間にとって行動の規範・道徳・モラールの規準になっていて、それを逸脱しようとしたら(宗教的な)同朋からは総スカンを喰らってしまう。あと、宗教的な求心力は相当強くてまさに鉄の団結心を持っている。生半可な気持ちでは務まらないのが宗教的な縛りだったりする。本当に日本人には理解しづらいところなんだけど、あえて言うなら「長嶋信仰」といえばある程度は分かりやすいかもしれない。一部の人間にしか分からないかもしれないけど、ね。
殊に今回のアル=カイーダ(反アメリカ組織)は過激派であって、「生か死か」なんていうレベルじゃないくらいに先鋭化していて、すでに「屈辱死か名誉ある死か」といった態がある。そうでないと対抗組織・アメリカに勝てない、というのが心の奥底で分かっているからだろう。だからこそ自爆テロなんていうのが横行したりしていて、第二次世界大戦時の便衣兵・ベトナム戦争時のベトコンinジャングルに匹敵する恐ろしい相手となっている。今回、人質となった香田証生氏には悪いけど、生き延びる確率はそんなに高くないと思う。彼ら(テロリスト)にしてみれば、香田氏自身の生死には興味が無いだろうけど、彼らの怒りの矛先が香田氏の死であったり、その先に政治的な意図を含ませるのならば、香田氏の行く末は決まっている。
ただし、香田氏を殺めるより生かすほうがメリットがある、と判断されれば生きて帰ってこれるだろう。政治的ないし金銭的な目的などで。
悲しいかな、無目的・軽い感覚でイラクに行く日本人は宗教の持っている狂気・テロリストの意図・秩序の無い混乱した地方の恐ろしさを知らない。
だからこそ過去にあった、拘束3人組がイラクから生きて帰ってこれた幸福(笑)も分からないし、今回のように「ちょっと旅行に~」な感覚でイラクに逝ったのだろう。
かといって、イラクに行くのが悪い事だ、と言うつもりは無い。志半ばで亡くなられた橋田信介氏や小川功太郎氏のように「イラクで何が起きているのか」を調べるジャーナリストは必要だから。そういう人たちは半ば死ぬのを覚悟していっているようで、中には遺書を書いて現地に赴くジャーナリストもいる、との事。つまり命をかけて報道に携わっている人たちは、前述した拘束3人組や香田氏とはまるで腹づもりも心構えも違っている。こういう事を書くのは問題かもしれないけれども、橋田氏や小川氏こそ助かって欲しかった…と心の奥底で思っているのは、恐らく自分一人だけでは無いと思う。高遠氏・郡山氏・今井氏には悪い言い方になるけれども。
今回の事件で思う事は、以前にも出てきた「自己責任論」が悪い意味で噴出して欲しくない。確かに、無謀に突っ込んで捕まった挙句に出てきた言葉が「すいませんでした」だと、関係者を除いて、人権大事人権宗教な人を除けば「馬鹿野郎」と罵声の一つも浴びせるだろうし、さらに過激な人は「いいよ死んで頂戴」と言うだろう。香田氏の行動について批判の余地…どころか地平線の彼方まであるけれども、そんな簡単に「お前バーカ」と言って済ませたくは無い。また、言いたい事がわかるにせよ、それで済ませた文章は見たくない。個人的には。
政府関係者を除いた一般人がここでは何も出来ないのは事実なんだけれども、国民の生命・財産その他を守る政府の立場からしたら突き放した対応が出来るわけでもなく、香田氏を助けるために尽力はするだろう。尽力したうえで助ければテロリストに対する行動が評価されるだろうし、1人の命が損なわれずに済む。
自分としては人質を助けた上で、本人に同意してもらった上で、
「香田氏に頭を丸めてもらう」
「帰国後の記者会見で『済みませんでした、今後はイラクに突っ込みません』と土下座してもらう」
「『今後は本当にイラクに逝くな』と呼びかけてもらう」
くらいの事はやって欲しいかな。
香田氏が本当に「すみませんでした」と反省しているなら、その程度はやってもらえるだろう。人質となったのは残念だけれども、そうやって『次を無くす』為の尽力を香田氏に求めてもいい筈だし。
しかし、今回の…じゃないか、以前の拘束3人組もそうだけど、テロリズムの恐ろしさや宗教(過激派グループ)の持つ狂気を少しは想像して欲しかったな。捕まる前に、ね。少しは事前に勉強して想像力を働かせてもらえれば、捕まった時に「殺されるかもしれない」とは分かるわけだしね。
同じ事は海外旅行でも起こりえます。イラク以外の国においても。
敢えてここでは書きませんが、日常茶飯事で誘拐事件が起きている国もありますし、旅行客をあてこんだ強盗集団もスリ集団がいる国もありますし、薬物を食わせてトバした挙句に強盗・レイプする国だってありますしね。
そんなワケで、国外に行かれる方は外務省の情報などに留意して置いて下さいね。
あと、大使館・領事館も100%信用できない、という事実も含めて…(実はこれが一番怖かったりするらしい。マジで)
最後に、気になるネタ。
海外ボツ!News様より。
香田さんのビデオは日本のサーバにアップされている!
【10/28AM8:00補足】
一応、自分の考えを。
・小泉首相が自衛隊を撤退させない、という発言は支持する。
・「自己責任」である事は間違い無いが、香田氏の救出については、全力を尽くすべき。
・万が一、救出できなかったからといって、総辞職・解散の必要は無い。
【10/28AM8:00補足終わり】
そもそも、ワーキングホリデーでニュージーランドに行った人間がイラクに逝ったのかがよく分かんない。普通に考えたら逝く理由が無いはずで、そこへ敢えて逝くにせよ、何らかの理由があるはず。ところが、ニュースによると「旅行が目的」とか。本人からしたら見聞を広めたかったんだろうけど、時期が時期だというのと場所があまりにも悪すぎた事を考えれば、軽率の誹りを免れないだろう。っつーかあまりにも無知、ではなく、無謀としか言いようが無い。
日本人には理解しづらいところがあるけれども、宗教というのは本来人間にとって行動の規範・道徳・モラールの規準になっていて、それを逸脱しようとしたら(宗教的な)同朋からは総スカンを喰らってしまう。あと、宗教的な求心力は相当強くてまさに鉄の団結心を持っている。生半可な気持ちでは務まらないのが宗教的な縛りだったりする。本当に日本人には理解しづらいところなんだけど、あえて言うなら「長嶋信仰」といえばある程度は分かりやすいかもしれない。一部の人間にしか分からないかもしれないけど、ね。
殊に今回のアル=カイーダ(反アメリカ組織)は過激派であって、「生か死か」なんていうレベルじゃないくらいに先鋭化していて、すでに「屈辱死か名誉ある死か」といった態がある。そうでないと対抗組織・アメリカに勝てない、というのが心の奥底で分かっているからだろう。だからこそ自爆テロなんていうのが横行したりしていて、第二次世界大戦時の便衣兵・ベトナム戦争時のベトコンinジャングルに匹敵する恐ろしい相手となっている。今回、人質となった香田証生氏には悪いけど、生き延びる確率はそんなに高くないと思う。彼ら(テロリスト)にしてみれば、香田氏自身の生死には興味が無いだろうけど、彼らの怒りの矛先が香田氏の死であったり、その先に政治的な意図を含ませるのならば、香田氏の行く末は決まっている。
ただし、香田氏を殺めるより生かすほうがメリットがある、と判断されれば生きて帰ってこれるだろう。政治的ないし金銭的な目的などで。
悲しいかな、無目的・軽い感覚でイラクに行く日本人は宗教の持っている狂気・テロリストの意図・秩序の無い混乱した地方の恐ろしさを知らない。
だからこそ過去にあった、拘束3人組がイラクから生きて帰ってこれた幸福(笑)も分からないし、今回のように「ちょっと旅行に~」な感覚でイラクに逝ったのだろう。
かといって、イラクに行くのが悪い事だ、と言うつもりは無い。志半ばで亡くなられた橋田信介氏や小川功太郎氏のように「イラクで何が起きているのか」を調べるジャーナリストは必要だから。そういう人たちは半ば死ぬのを覚悟していっているようで、中には遺書を書いて現地に赴くジャーナリストもいる、との事。つまり命をかけて報道に携わっている人たちは、前述した拘束3人組や香田氏とはまるで腹づもりも心構えも違っている。こういう事を書くのは問題かもしれないけれども、橋田氏や小川氏こそ助かって欲しかった…と心の奥底で思っているのは、恐らく自分一人だけでは無いと思う。高遠氏・郡山氏・今井氏には悪い言い方になるけれども。
今回の事件で思う事は、以前にも出てきた「自己責任論」が悪い意味で噴出して欲しくない。確かに、無謀に突っ込んで捕まった挙句に出てきた言葉が「すいませんでした」だと、関係者を除いて、人権大事人権宗教な人を除けば「馬鹿野郎」と罵声の一つも浴びせるだろうし、さらに過激な人は「いいよ死んで頂戴」と言うだろう。香田氏の行動について批判の余地…どころか地平線の彼方まであるけれども、そんな簡単に「お前バーカ」と言って済ませたくは無い。また、言いたい事がわかるにせよ、それで済ませた文章は見たくない。個人的には。
政府関係者を除いた一般人がここでは何も出来ないのは事実なんだけれども、国民の生命・財産その他を守る政府の立場からしたら突き放した対応が出来るわけでもなく、香田氏を助けるために尽力はするだろう。尽力したうえで助ければテロリストに対する行動が評価されるだろうし、1人の命が損なわれずに済む。
自分としては人質を助けた上で、本人に同意してもらった上で、
「香田氏に頭を丸めてもらう」
「帰国後の記者会見で『済みませんでした、今後はイラクに突っ込みません』と土下座してもらう」
「『今後は本当にイラクに逝くな』と呼びかけてもらう」
くらいの事はやって欲しいかな。
香田氏が本当に「すみませんでした」と反省しているなら、その程度はやってもらえるだろう。人質となったのは残念だけれども、そうやって『次を無くす』為の尽力を香田氏に求めてもいい筈だし。
しかし、今回の…じゃないか、以前の拘束3人組もそうだけど、テロリズムの恐ろしさや宗教(過激派グループ)の持つ狂気を少しは想像して欲しかったな。捕まる前に、ね。少しは事前に勉強して想像力を働かせてもらえれば、捕まった時に「殺されるかもしれない」とは分かるわけだしね。
同じ事は海外旅行でも起こりえます。イラク以外の国においても。
敢えてここでは書きませんが、日常茶飯事で誘拐事件が起きている国もありますし、旅行客をあてこんだ強盗集団もスリ集団がいる国もありますし、薬物を食わせてトバした挙句に強盗・レイプする国だってありますしね。
そんなワケで、国外に行かれる方は外務省の情報などに留意して置いて下さいね。
あと、大使館・領事館も100%信用できない、という事実も含めて…(実はこれが一番怖かったりするらしい。マジで)
最後に、気になるネタ。
海外ボツ!News様より。
香田さんのビデオは日本のサーバにアップされている!
【10/28AM8:00補足】
一応、自分の考えを。
・小泉首相が自衛隊を撤退させない、という発言は支持する。
・「自己責任」である事は間違い無いが、香田氏の救出については、全力を尽くすべき。
・万が一、救出できなかったからといって、総辞職・解散の必要は無い。
【10/28AM8:00補足終わり】