密やかな恋心① ~昔のお話 | ES-ID 欲望のままに?

密やかな恋心① ~昔のお話

いつも暖かいコメントくれる風-fuu- のkirarafuuさんが
現在連載されている小説『追憶の彼女』を読んで、
昔のことを思い出しました。


ということで、たまには昔の話をしましょう。
時は10年以上前。。。高校3年の頃。
相変わらず片思いなんですけどね~。


当時、想いをよせていたのは真帆ちゃんという子でした。
高2の2学期か3学期、塾で知り合った女の子です。


何度か書いたかもしれませんが、
私は中高ともに男子校です。


あの頃は一番身近にいた女性はアイドル?みたいな
世界でした。現実の女の子より、TVの世界のほうが
よっぽど身近。けっこう追っかけ的なこともね( ̄Д ̄;;


もちろん同じ男子校でも、ごく一部の人は
女の子と仲良く遊んでます。
でも本当に目立つあるグループだけだったと思います。


私は高1のとき1度だけ爽やかなコンパに
参加したことはありましたが、
中高通して、そのコンパと真帆ちゃん以外では、
ほとんど女の子と話した記憶がありません。


さて、前置きが長くなりました。
真帆ちゃんとの出会いは塾でした。
小規模な塾で、生徒は各講座10人くらいという感じです。


私は同じ高校の友人3名と通っていました。
ちょっと記憶に残っていないんですが、
ある授業の日から仲良し5人組(男3女2)と授業が
重なるようになりました。


大体いつも8人で授業を受けるといった感じですね。
たまたまこの仲良し5人組の中に、
私の幼少の頃の知り合いの亮がいました。


その亮くんに話し掛けました。
少し話をしてわかったことは、その5人は中学が同じで
高校はバラバラだけど、中学時代から通ってる塾に
通いつづけてるということ。


で、その日ですね。思ったわけです。
かわいい子がいるな~って。
これを書くとどう思われるかわかりませんが、
わかりやすく書くと、濱田マリ似のかわいい子です。


ある種、天使でしたね。
塾に行く楽しみみたいな。


それからしばらくするうち、同じ授業を受ける
8人はたまに授業後に話をしたりするようになりました。
まぁ話をすると言っても、メインで話すのは決まった人で
私や真帆ちゃんはたまに口を挟む程度でしたけど。


こうしてお互いがお互いの存在は知ってるという
状態にはなりましたが、私が真帆ちゃんと個人的に
親しくなるということは、もちろんありませんでした。


しかし、そんな日々が続き高3になってしばらくした頃
私にとってはある事件が起こったのです。


~続く~


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