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今日は、乳がんの手術部位のことを
書きたいと思うのですが
切った場所を、写真で
お見せするわけにも
いかないので
絵を描いてみました
その絵を中2の息子に
見せたら、デジタル処理してくれたので
その図で説明させて
いただきます
私が受けたのは
右側乳がんの摘出と
同時再建の手術
そして、再建するための
インプラント(シリコン)を入れることにより
左右差が大きく出てしまうため
反対側の胸にも
バランスをとるための
インプラントを入れました
(これは通常の豊胸手術と同じ)
①乳頭周辺の乳がんを
切除した部分
②(摘出して)インプラントを
入れた部分
③左右差のバランスをとるための
インプラント入れた部分
④腋窩リンパ節を
摘出した部分
⑤廃液するための
ドレーンが入っていた所
図にするとこんな感じで
5か所にメスを入れたことに
なるのかなと思います
手術の後、縫合部位には
テープが貼られていて
「剥がさないように」と
言われていたので
私自身も、直接の
傷口は見ないまま
過ごしていましたが
昨日、抜糸していただき
初めて傷口を見ました
①の傷以外は、手で触ると
縫い目が盛り上がったような
感触なのですが
見た目では、赤身も腫れもなく
痛みがなければ、気にもならないくらい
きれいに仕上がっていて
びっくりしました
①乳頭周辺の乳がんを
切除した部分
は、6センチくらいの傷跡がありその端っこは
今後の乳頭再建をしやすいように
わざと皮膚を盛り上げるような
縫合をしてくれていて
疑似乳頭みたいなものが
できていました
先生がおっしゃるには、
この疑似乳頭、場所が今は
おかしな場所にあるけれど
再建手術の時には
切って、左右差のない位置に
再建しなおすからという説明でした
(色はアートメイクでつけるそうです)
先生は
「その時まで、もう少し我慢してね」
と優しくおっしゃってくれましたが
私は、よくここまできれいに手術を
してくださったなという思いと
今のまだ不完全な自分の胸が
たまらなく愛しく感じて
ちょっと泣きそうでした
乳がんの摘出手術を受ける方のうち
再建手術までされる方は
まだまだ少ないそうです
そして、再建手術の方法や
技術も、担当する医師によって
差が大きくあるそうです
私も、最初に行った病院では
再建手術の話は全く出ませんでした
そして、セカンドオピニオンで
選んだ病院に対して
「どうしてあんな病院に行くの?」
「変わってんなぁー」
「あんな病院あかんで」
という信じられないことを言われました
手術が済んだ自分の胸を見て
あの時、
妥協せずに病院を選んで
本当に良かったと思います
セカンドオピニオンの話は
また別に書きたいと思いますが
これから病院を選ぶ方に
「あなたが、人として信頼できる
先生は、必ずいます!
そういう先生を選んでください」
とお伝えしたいです
今日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました
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