『鳳凰に出会うまで』⑯

いよいよ発売しました

「人生が再生する　　

　　　　鳳凰メソッド」

私が、龍や鳳凰と出会うまでのことや

スピリチュアルリーダーを

名乗ることになるまでの半生を

ご紹介していきたいと思います

もちろん、今回の本でも

触れている内容でもありますが

本には掲載していない

細かい描写などを読んでいただき

私という人間をお伝えする事ができれば

嬉しいです

前回までのお話はこちら

鳳凰に出会うまで

『鳳凰に出会うまで』⑯

～狂い始めた歯車～

こうして我が家は四人家族に

なったのを機に、自宅を購入し

自宅サロンも夫婦で始めました。

共働きで、二人の子供を保育園に預けながら

毎日が忙しく飛ぶように過ぎて行きます。

夫とも、子供たちとも

もっとゆっくり過ごしたい。

私自身の時間も、もう少し取れたらなぁ。

と思いながら、毎日が忙しく、

やるべきことややらなければいけない事は

山のようにあると感じ、またそれを

やらなければ不安で、しんどいと思いながらも

それに追われるように生活していました。

この時の私のやるべきこと、

やらなければいけないことの基準と言えば

・常識的であること

・間違ったことではないこと、

・人に迷惑をかけないこと

・親に認められること、

・良き妻であること

・良き母であること、

・良き嫁であること

というような、どれも漠然とした

本当はどこにも基準がないことばかりでした

どこにも基準がないことであるのに、

あたかもどこかに基準があるかのように

親や先輩から聞いたことを、テレビや雑誌で

見た事を参考に、できるだけそれに沿って

生きるということが、正しい生き方であり、

そう言う生き方をしなければいけない

のだと思い込んでいました。

しかし、その生き方には、

どこにもその人らしさと言うものはなく、

むしろその人らしさと言うものを、

出して生きてはいけないかのような

拘束を感じていました。

かといって、それ以外の基準と言うものは

何もなく、自分の好き嫌いよりも、

いかに普通であるか常識的であるかを

意識する生活をしていました。

いや、あの頃の私は、自分の好き嫌いなど

わかってはいなかったのだと思います。

何が好きか何が嫌いかを基準に

生活をしていないと、人は自分の好き嫌いが

分からなくなります。

私もそれと

同じような状況だったと思います。

自分の好きも嫌いもなく、どうして

そうしないといけないのかもわからないのに、

なんとなくの基準に従って生活をする。

それがどんなにストレスを感じることなのか、

分かる方はたくさんいると思います。

なぜなら、日本人で

そういう生き方をしている人は、

珍しくは無いからです。

私は、仕事で鍼灸師をしていたので、

我慢することがいかに体に悪影響があるのかは

よくわかっているつもりでした。

しかし、

患者さんに向けて我慢しなくていいよ、

無理しなくていいよ、自分のことを優先して

大切にしてね。と声をかける事はできても、

自分に言ってあげる事はできずにいました。

きっと患者さんからすれば、

先生は自分の体も大切にして

患者の私たちにもそれを

勧めてくれているんだ

と思いながら、

聞いてくださっていたことと思います。

しかし、本当のところは、

患者さんに向けて言っていることなのに

自分自身は、そのように

行動することができていませんでした。

それどころか、患者さんの前での私は

「こうあるべき」

と言う基準に従って作り上げた

ニセモノの先生像でしか

ありませんでした。

同じく、夫の前では

こうあるべきと思う妻として振舞い、

子供の前ではこうあるべきと言う

母親として振舞い、

外では誰に対しても、感じの良い人として

振る舞うようにして気をつけていました。

しかしそれは、

無理をして作り上げた物でしかなく、

私はいつも我慢をしていました。

いつも無理をしていました。

いつも、よく見せようと

虚勢を張っていました。

今思い返してみると、

中身が空っぽなのに、

外面だけいいように見せかけた

ハリボテの人形のようでした。

そして、

空っぽの部分にはたくさんの我慢や、

不満が溜まり始め、家の中では

自分を装うことが難しくなってきました。

良き妻、良き母としての

演技ができなくなって、

常にイライラしているような日が

多くなってきました。

この時の自分の不満と言えば、

しなければいけないことを全て

私だけが背負っているような負担を

感じていたことと、

それをねぎらったり甘えさせてくれたり

してくれない周りに対しての

「怒り」とも言える感情が

ほとんどだったと思います。

でも、私自身も、

自分の気持ちははっきりとはわからず

どうしてわからないかと言うと、

自分の気持ちと向き合う

時間すら取る事はなかったからです。

そして

自分自身の気持ちもわからないくせに

今自分が苦しいのは

これだけやってあげてるのに

周りが自分を大切にしてくれないからだ！

とそう思い込んでいました。

続く

事件ファイルはこちらから

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大天使カシエル

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■日程：
4/18（土）8:30 ＪＲ博多駅出発
鍋ケ滝
幣立神宮
高千穂（ホテル）
高千穂神社（夜神楽）

4/19（日）
天岩戸神社・天安河原
高千穂神社（参拝）
高千穂峡（散策）
18:00頃ＪＲ博多駅着
解散

■宿泊施設：
ソレスト高千穂ホテル
※宿泊は2名1室（禁煙）になります。

タイムスケジュールや日程詳細は、