「人生が再生する
鳳凰メソッド」
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今日から２月１４日の
出版日までの間
私が、龍や鳳凰と出会うまでのことや
スピリチュアルリーダーを
名乗ることになるまでの半生を
ご紹介していきたいと思います
もちろん、今回の本でも
触れている内容でもありますが
本には掲載していない
細かい描写などを読んでいただき
私という人間をお伝えする事ができれば
嬉しいです
前回までのお話はこちら
『鳳凰に出会うまで』⑨
～健康になって芽生えた劣等感～
鍼灸で喘息とアトピー性皮膚炎が
治ってしまった私は
物心ついてから初めて
「しんどくなることを
気にせずに行動する」
という事を楽しみました。
これは、健康体になってみたら
何でもないことですが、
少し疲れただけ、
少し笑いすぎただけで
気管支が細くなり
息苦しくなるのが
日常だった私にとっては、
かなりストレスから解放された
出来事でした。
そして、久しぶりに
目に見えない存在の事を真剣に考えた
出来事でもありました。
中学二年生の時、医師から
「もう一生治らない」
と言われたから
将来のことを家族で話し合い
鍼灸の専門学校へ
進学することを決めたのに、
入学して半年で
原因の喘息が完治してしまった。
これは、もしかしたら、
ここに向かって
見えない力に導かれたのでは・・・
そんな考えが浮かぶと、
もう、そうとしか思えなくなり、
神様、仏様、ご先祖様、
ありがとうございます！
と手を合わせて、
何度もお礼を言いました。
しかし、喘息が治ってしまうと、
私は今までいかにこの病気に頼って
生きてきたのかを
思い知ることになります。
喘息だから・・・
体が弱いから・・・
無理できないから・・・
やりたいけど、
頑張りたいけどできない。
そういうことにして、
始めからやろうとしなかった自分
頑張ろうと
チャレンジさえしなかった自分
これまで、乗ろうともしないで
見送ってきたチャンスが
山ほどあったことに気が付き
劣等感を感じると同時に、
とても恥ずかしく思いました。
私が寝ていた間、
健康な同級生は部活に打ち込み、
習い事に通って、経験を積んでいたし
人との付き合いも、
行動範囲も広げて生活していたのに、
喘息が治った十八歳の時、
私は乗り換えの切符の
買い方もわからなかった
みんなが使っている
流行り言葉の意味も
ほとんど知らなかったし
自分の気持を素直に伝えることや
人と話すことも下手で
そのつもりがないのに誤解されたり
伝えることを怖がるあまり
勝手に自己完結して
コミュニケーションを
諦めるのも早かった気がします
みんなが出来ることが出来ない、
誰もが知っているようなことを知らない
という劣等感は、
この時から私の中の大きな範囲を占め
人一倍頑張って、
早くみんなに追いつきたい。
せめて「人並み」になりたいと、
強く思うようになりました。
「おっとり」とか「のんびり」
タイプに見られていた私が
何でも出来るだけ早くするように
急いでできるようにと
動き出したのは
この頃のことです
結局、
私が「人並み」になれたかも？
と感じたのは、
２０年以上経った４０歳の頃でした
続く
大天使カシエルはこちら
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