「人生が再生する
鳳凰メソッド」
予約販売中です
今日から２月１４日の
出版日までの間
私が、龍や鳳凰と出会うまでのことや
スピリチュアルリーダーを
名乗ることになるまでの半生を
ご紹介していきたいと思います
もちろん、今回の本でも
触れている内容でもありますが
本には掲載していない
細かい描写などを読んでいただき
私という人間をお伝えする事ができれば
嬉しいです
前回までのお話はこちら
『鳳凰に出会うまで』⑦
〜突然タロット占い師に〜
放課後の教室には、
彼女とギャラリーの女の子たちが
五、六人集まりました。
占ってほしい内容を聞くと
部活の先輩を好きになってしまったので
この恋が実るかどうかを占ってほしいと
頼まれました。
ぎこちない所作でカードを扱い、
解説本に丸っきり頼りながら見てみると
相手も同じ気持ちで両思いだ
という結果が出ました。
彼女はキャーと、飛び上がって喜び
文化祭の日に先輩に手紙を書いてみる!
と言って帰っていきました。
異変が起こったのは、
文化祭明けの月曜日でした。
朝登校すると、クラスの前に
人だかりが出来ていました。
何があったんだろう？
と不思議に思いながら
廊下を歩いていると、
何人かのクラスメイトが
駆け寄ってきて言いました。
「タロットカード、大当たり！
みんな占ってほしいって待ってるよ。
私もやってほしい！」
そして、その日から、
休み時間になると私の席の前に、
占ってほしい人達が
列を作るようになってしまいました。
どうして、こんなことに
なってしまったんだろう・・・
と困りながらも、当時の私は
嫌と言えないタイプだったので、
断ることが出来ませんでした。
ある日、パンクバンドの
ボーカルをしている男子がやって来て
占ってくれと言いました。
占って欲しい内容は、
バンドが成功するかどうか？
音楽の仕事に就けるか？
という事でした。
ちょっと威圧的な感じの
男子だったので
私はビビってしまい
しかもタロットの結果は
音楽ではなく、販売業が向いている
と出たので、恐る恐るそれを伝えました。
彼は、じろりと私を睨むと、
無言で帰ってしまいました。
その一件の後に、
恋愛の行方を占ってほしい！
と来た女の子が
タロットの結果が
思わしくなかったことに
泣き出してしまったこともあり
私はカードを持って
学校に行くことを辞めました。
淡々と結果を伝えるだけじゃなくて、
伝え方の配慮もしないといけない
占い師も難しい職業だなと感じました。
パンクバンドをしていた男子が、
私の実家の近くで
パンクファッションのお店を出したのは、
それから十年以上経った頃でした。
高校生の時と変わらず、
存在感のある彼は、
一目見てすぐにわかりましたが
向こうは私を見ても
全く気が付かないようでした
けれど
占いが当たったことに、
密かに満足した私です。
タロットカード占いは、
その後も自分の趣味として
時々やっていましたが
社会人になってからのある日
愛犬の死を予言するカードが出て
その通りになってからは
しばらくタロットカードには
触れませんでした
続く
大天使カシエルはこちら
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【大切なお知らせ】
LINE＠の配信は終了しました
無料のメールマガジンにて
最新の情報を配信していきます
こちらからご登録お願いいたします
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
サロン内限定の動画配信あり
過去動画も遡って見られます
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ランキングに参加しています。
ポチっと押していただけると
励みになります！
良かったら応援してね♡
