「人生が再生する
鳳凰メソッド」
予約販売中です
今日から２月１４日の
出版日までの間
私が、龍や鳳凰と出会うまでのことや
スピリチュアルリーダーを
名乗ることになるまでの半生を
ご紹介していきたいと思います
もちろん、今回の本でも
触れている内容でもありますが
本には掲載していない
細かい描写などを読んでいただき
私という人間をお伝えする事ができれば
嬉しいです
前回までのお話はこちら
『鳳凰に出会うまで』⑥
～楽しくなかった高校時代～
この時の両親との話し合いで、
将来は鍼灸師になる！
という事を決めました。
それは、鍼灸師が
国家資格であったことと、
独立開業権があったことが
理由でした。
つまり、手に職をつけて、
家で開業ができれば、
お勤めをしないでも、
しんどくない時だけ
お仕事ができると思ったのです。
この認識にはかなり誤りがあることは、
専門学校に行ってから
知ることになりますが、
この時はそれが一番の
良い方法のように感じたのです。
高校生の時には、
自分の感覚を疑うようになり、
他の人が見えない聞こえないものを
見える聞こえると感じる
自分自身が病気なのではないか？
と思うようになっていました。
出来るだけ
見えないものを見ないように、
ひとりの時間は本から目を離さず、
何も聞こえないように
イヤフォンで騒々しい音楽を聴き
電気をつけっぱなしで眠っていました。
少しの音の隙もなく、
音楽を聴きたかったのと
騒々しい音楽の方が、変なものが
入ってこられない気がして、
私はヘビーメタルにはまりました。
最初はハードロックから入り、
どんどんヘビーな音楽を聴くようになり、
最終的にはジャーマンメタルが好きという
オタクな男子と仲良くなりました。
周りのクラスメイトが
部活や恋愛の話を楽しそうにする中、
私にとって高校生活は
「とりあえず通り過ぎないといけない過程」
でしかなかったと思います。
小学校の時と同様に、
本の世界が一番楽しく、
現実はあまり楽しくなかったです。
高校時代が、私が一番太っていた時期で
身長が一五〇センチないくらい低いのに、
体重が八〇キロほどありました。
高校の時に一番嫌だった思い出は、
「学年でかわいい女子ランキング」
というのを、男子が毎週
発表していたのですが、
それと同時に
「学年でブスな女子ランキング」
というのに、毎週自分が
ランクインしていたことです。
表向きは笑い飛ばしていましたが、
やはり内心は
乙女心が傷ついていました。
ある日、ブスランキング一位を
何週か勝ち抜いたという事で、
殿堂入りしました！
と表彰されたのですが、
これは帰ってから
静かに枕を濡らした出来事でした。
私の容姿をあからさまに嫌がり、
ひどいことをいう人もいましたが、
いつも友達はいたので
毎日がそんなに
辛い訳ではありませんでした。
ただ、その少ない友達にも
なかなか本音を言うことはできず、
辛いことはすべて
本を読んで忘れるというような
処理の仕方をしていたように思います。
高校時代は、
こんな感じで部活もせず、
鍼灸の学校に行くための
勉強だけしかせず
他の教科の勉強をする意欲もなく
過ごしていました。
容姿のこともあり、
目立たない様にしていたつもり
なのですが
ある一冊の本を
学校に持って行ったことから、
不本意に目立ってしまった
事件がありました。
それは、タロット占いの本で、
リーディング用の
カードが付いていました。
休み時間に、
そのカードの解説本を読んでいると、
同じクラスの女の子が寄って来て
「ねぇ、占えるの？占ってほしい！」
と言いました。
私は、
まだ覚えていないので無理だと
断りましたが
解説の本を見ながらでもいいからと、
繰り返し言うので、放課後に
初めての占いをすることになりました。
続く
大天使カシエルはこちら
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