「人生が再生する
鳳凰メソッド」
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今日から２月１４日の
出版日までの間
私が、龍や鳳凰と出会うまでのことや
スピリチュアルリーダーを
名乗ることになるまでの半生を
ご紹介していきたいと思います
もちろん、今回の本でも
触れている内容でもありますが
本には掲載していない
細かい描写などを読んでいただき
私という人間をお伝えする事ができれば
嬉しいです
前回までのお話はこちら
『鳳凰に出会うまで』④
～友達は犬とお地蔵さん～
古事記のことと同じように
口には出しませんでしたが、
私は、毎日お祈りをしていました。
家は仏教徒で、
それも誰かの葬儀や法事の時に知る程度
普段は仏壇に手を合わせるくらいで、
信心深いとは言い難い家庭の子でしたので、
お祈りの方法など、聞いたことも
教わったこともありませんでした。
しかしなぜか、自分の中で
「こう」というやり方があり
毎日、眠る前に布団の中で手を合わせて
お祈りをしました
「天のお父さん、お母さん、
亡くなったお爺ちゃん、お婆ちゃん、
いつも私を見守ってくれている方々。
今日もご飯が食べられて、
暖かいお布団で眠れます。
ありがとう。
ご飯が食べられない人や、
安心して暮らせない人に、
食物と眠る場所が与えられますように。
そしてそれが叶うなら、その後でいいので、
ほんの少しだけ私の息を楽にして下さい。」
なんてピュアなんでしょう！
今の自分と比べると、
罪悪感を感じてしまうぐらい
ギャップがありますが、
このころは
純真に神様や目に見えないものを信じ、
でもそれを口に出して誰かに言うと、
疎外感を感じる。
それがとても寂しかった。
そんな毎日を送っていました。
ありのままの自分で
気を使わず話せる人が居ないと感じて
寂しかったこの頃、
家族が増えました。
犬と暮らし始めたのです。
それが、私の心を
どれだけ癒してくれたことか。
今、思い返してみてもこの犬は、
寂しさをまぎらわせてくれる
親友であり家族でした。
お友達や親に話せないことも、
犬になら話せました。
犬は女の子だったのですが、お父さんは
「テリー」という
男の子の名前を付けました。
テリーは、大人しく
優しい目をしたミックス犬で、
いつも私の話を
じっと聞いてくれました。
学校で嫌なことがあった事を話した時は
涙がぽたぽたと膝に落ちるのを
ペロペロ舐めてくれ、
しばらく心配そうに後をついて
歩いてくれるような犬でした。
この時期の私の楽しみといえば、
本を読むことと、しんどくない日は
テリーの散歩に行く事でしたが、
散歩コースは、近くのお地蔵様を
回るコースと決めていました。
花が咲いている時期は、
道々花を手折りながら歩き
お地蔵さまにお花を供えました。
近くの小さい川沿いに、
お地蔵さまを祀っている場所が
三ヶ所あり
地蔵盆の時に聞いた話では、
川の事故で亡くなられた子供たちの
供養だということでした。
そのせいか、
お地蔵さまのところに行くと、
時々小さい子供の気配を
感じることがあり
その気配はどうやら
３歳ほどの男の子の様に、
私には感じられるのでした。
続く
大天使カシエルはこちら
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