こんばんは、代打の孝一郎です
逆境に立たされたり
考えを否定されたときや
まったく意見が違う人と
論争になってしまったとき
この言葉を知っていると
冷静になれて
建設的な議論ができるかもしれません
これも僕を救ってくれた偉人の言葉です
「事実は1つ、
しかし事実の解釈は人の数だけ」
元は誰の言葉か知りませんが
加藤諦三さんがおっしゃったのを
ラジオのテレフォン人生相談
という番組で聞きました
意味としては文字通りなのですが
これも僕を変えた強烈な一言でした
簡単な例で言えば
コップに水が半分入っています。
物事を楽観的、肯定的にとらえる人、
ポジティブな人は
｢まだ半分も残っている｣と喜ぶ
一方、物事を悲観的、否定的に見る
ネガティブな人は
｢もう半分しかない｣と嘆く
こんな風に解釈もできれば
「まだ半分も残っている」と思う人は
物事に対する要求度が低く
低次元のことで
満足してしまう人かもしれない
「もう半分しかない」と思う人は
だからそれを大切にしようとか
どうにかしてそれを増やそう
という積極性がある人かも知れない
事実はひとつで何も変わらない
コップ半分の水があるだけ
更にその感想ですら角度を変えると、
ポジティブとネガティブが入れ替わってしまう
ではなぜ、ここまで解釈に差がでるのか？
それは、そこまでの人生の歩みが
それぞれ違うから
見てきた景色や経験で
物事の捉え方が変わるのです
加藤諦三さんが
ある山中の山小屋を訪ねた時
近くの森で野良犬を見つけました
🐕野良犬は出産したてで
周りに生まれたばかりの
子犬がたくさん
その子犬かわいさに
思わず抱き上げたとき
親犬は平然として
吠えも唸りもしませんでした
それを見て加藤氏は
「ああ、この犬は人間に可愛がられたんだな」
と思ったそうです
つまり、野良犬は過去に飼われていたり
人間との接触の中で
可愛がられた、愛された経験がある
その経験から人は優しい
良くしてくれるという
安心感があるのだという
もし、野良犬が
人間から虐待を受けていたら
人が近づいただけで威嚇し
必死で子犬を守ったでしょう
人も同じで過去の経験を通して
目の前の事象を解釈します
生きていくのは辛くて厳しい
世間は冷たいし
お金を稼ぐのは難しい
そんな辛い経験をしたり
親がそんな風に生きてたら
やはり、生きていくのは辛いんだと
認識するのではないでしょうか
一度刷り込みが完了し
針がネガティブに振れだすと
元に戻すのはとても難しいです
何を経験しても
悲観的に見えてしまうから
ネガティブな世界観を裏付ける
証拠だらけになるのです
そしてその世界観は
さらに深みを帯びていくことになるでしょう
もちろんその逆もあって
子供の頃愛され、尊敬されて
周囲の大人が
人生を楽しんでいるのを見て育つと
ナチュラルボーン天国民が育ちます
（正直日本ではあまり見たことないです）
子供の頃に影響を受けるのは
何も親だけではありません
メディアなんかの影響も大きいです
僕の場合、
ガンダムのエンディングソングの歌詞
「男は涙を見せぬもの、見せぬもの～♪」
が完全に刷り込まれています。
だから人前で涙を見せられないし
見せるのは未だに恥ずかしいです
だから一人で映画を観たときには泣くくせに
嫁さんと観てるとこらえる癖があります
（嫁はボロボロ泣きます）
考えてみると
何も恥ずかしいことは無いのにね
このようにして我々は
生まれて間もなく色メガネを与えられ
物心がつく頃には
その色の付いた世界を見ています
色メガネをかけていることも気づかないまま・・・
これまで自分が見てきたのは
青いメガネの世界で
実は赤い世界や黄色い世界
もっと色んな世界も同時にあるということ
あの人と意見がここまで違うのは、
私と全く違う世界観を
持っているからだということ
今が苦しい人にはまず、
この事に気づいてほしい
僕はこの仕組みを理解してから
思考が変わりました
あの人にこんなこと言われて
不快だった
ムカついた
傷ついた
・・・？！
待てよ
なぜあの言葉で傷つくの？
〇〇〇〇と言われただけなのに
それを攻撃のように感じたのは
むしろ自分に原因があるんじゃないか？
のようにして内観がはじまり、
忘れていた古傷が見つかったりします
原因が自分に見つかったら
嫌なあいつは嫌じゃなかった
に気が付けます
これをしていくと
より自分への理解に繋がるし
嫌な人も減って人間関係の
ストレスが激減するのでオススメです
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もしかしたらあなたの中に
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