ツアー1日目は、日本全国から
バリ島ウブドのホテルに
参加者さんが集結!!
ホテルのレストランで初顔合わせをして
本格的な参拝は2日目から始まります
2日目の朝は、8時にホテルを出発
大型バスに乗りサヌールのスガル寺院へ
あさこさんと、あさこさんのご主人から
神様と参拝の説明をしていただきました
そんなあさこさんが、今日
日本テレビに登場するんだって!
滝沢カレンさんが取材に来られたそう
と思っていたら、クトゥが
ホテルでお休みのため、
彼女のペンダントをお預かりして
参拝開始!
ここではまだ濡れず、乾いていましたが・・・
何も飾らない自分になり
今、自分が真に求めているものと
向き合う時間でした
自分らしくある道は、
本能と衝動の働く方向にしかない
理性と知性で生きてたら、感度が落ちる
自分を突き動かすような、
湧き出て止まらないものは、
あなたの1番奥に必ずある
そんな中、水を繰り返し繰り返し浴び
海に浸かり・・・
写真では伝わりませんが
この時、寒さから両手の感覚がないです
結局、着替えてからも
半日、指は痺れていました
スガル寺院、私は1ヶ月前に訪れてから
2回目の参拝でしたが
2回とも共通して感じるのは
これだけ沐浴すると
飾りたい自分
纏いたい自分
盛りたい、良く見せたい自分が
流されて裸になる感じ
・・・いや、もっと
否応なく剥がされて、晒される感じ
になります
その自分と向き合う感じ
嫌なもんですね
ここの写真をブログに載せるのも、
正直、抵抗ある
でも、これが自分
何もかも剥がされてみたら
無理して飾っていた所がよく見える
何かを足していた違和感が
鮮明に見えてくる
裸になった私は何をしたいのか?
何も着ないで何も持たない私は
何を誇れるのか?
そんなことを繰り返し繰り返し
反芻していました
着替えて、ランチに頼んでいた
日本食のお弁当を食べて
ホテルに戻ります
冷えた身体をバスタブにつけ
気持ちよく生き返った頃に
ホテルのレストランへ
みんな、慌てて建物の外へ避難
1人で食事していた、
どこの国の人か分からない女性が
うずくまって泣いていて
Are you all right?
って声をかけたら、抱きついてきて
何か言ってるけど全くわからず
ハグして背中をさすることしか出来ず
自分の語学力の無さが情けなかった
携帯の電波状況が悪くて
何も情報を得ることができず
この地震の規模が
マグニチュード7であったことや
震源地はロンボク島で、
けが人や死者も出たことを知ったのは
何時間も後のことでした
ディナーの後、ヨガスペースで
アグニホトラ(火の儀式)を
する予定だったけど
余震などもあるかもしれず、
さすがに危険なので
「火を使うのは、辞めよう!」と
スタッフに伝え、ヨガスペースへ移動
でも
ヨガスペースに着くと、
もう火は燃えてた
建物の外へ避難することを確認し
アグニホトラを敢行
私自身も「何か起こったらどうしよう」
という考えが頭をよぎる・・・
泣いている人もいる
こういう時って
大切な人に逢いたいよね
後で聞いたら、
この時浮かんだ顔は
やっぱ子供とか、
パートナーが多かったけれど
「日本にいる子供の顔が
全く浮かばなかった!!」
っていう方もおられたよ
今、本当に逢いたい人って
誰だろう・・・
それを感じた時間だった
また地震が来たら・・・
誰かに何かあったら・・・
怖い・・・
でも、
私たち、今それを祈ってたんだ
結局、自分の力の及ばないことでは
人は祈ることしか出来ない
祈ることは、本当に心を安定させてくれる
いつも祈っているバリの人は
祈ることを忘れかけている日本人より
それを知っているのかもしれない
こんな時でも、白い歯を見せて
ナオコ、ダイジョーブ?って
満面の笑みで笑いかけてくれる
(惚れてまうやろw)
大きな火は諦めたけど
小さいロウソクを並べて
アグニホトラ再開
公開はNGだそうで、写真だけ
みんな、歌って踊ってマントラ唱えて
終わる頃には、誰も
不安な顔の人はいなかった
「また、明日~!おやすみー!」
って、みんなバリニーズの笑顔で
それぞれの部屋へ帰って行く
祈ることってすごい!!
を、痛感した
アグニホトラの夜でした