wonderwallweb.com - HANDS ON: GRAN TURISMO TIME TRIAL

の翻訳です。

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GT Academyが、今週の木曜に開始されます。
そしてそれは、ポリフォニー・デジタルの超期待作
「グランツーリスモ5」からの初のデモでもあります。
幸運なことに、我々はなんとか早くデモを入手できたので、
皆さんに我々の印象をお伝えすることが出来ます。
デモには2台の車(Nissan370Zのノーマル・チューンド)と
インディアナポリスが収録されています。


一度走り始めれば、これらの車がどれだけ容赦ないものか解るでしょう。
私は最初のタイムトライアルをノーマルカーで始めましたが、
道路の上にいるよりも、恐らく砂の上から抜け出そうとしている
時間のほうが長かったと思います。コーナリングにはかなり
正確な技術が求められ、Forza3よりも更に厳しいようです。
ノーマルカーのドライブは、路上でのグリップ力が感じられず
非常に難しいと感じられましたが、チューンドカーに関しては、
(やはり、コーナーで注意しなければスピンしてしまうとはいえ、)
だいぶ運転がラクになります。期待通り、全てのドライブ視点を搭載しているので、
車内視点で計器を見ることも、車の後ろから動きを見ることもできます。


このゲームで車を壊すことを期待してはいけません。
ダメージモデリングはこのデモには入っていません。
それは同時に、このデモが古いビルドであることも示しています。
このデモがいつ作られたものなのか、全く解りませんが、
私が言えることは、全体的なプレゼンテーションが
やや欠けているということです。車は期待通り素晴らしくリアルですが、
草や砂、観客などにはほとんど手がかけられていません。
草はそれぞれ何の特徴もなく、個別に生え出していないため
平坦で非現実的な感じがしますし、砂も似たり寄ったりで、
通り抜けるとかなり惨めな砂柱が上がるばかり。
観客は動きもせず、雰囲気をぶち壊しています。
本当にネガティブでごめんなさい。しかし、長い間開発されていた
ゲームであると思うと、これらについては失望させられました。
フルゲームが発売されるときには、改善されることを望むばかりです。


レース以外では、オンラインリーダーボードや
レースリプレイ・保存、設定の保存機能なども搭載されています。
わずか219MBなので、ダウンロードが終わるのを長いこと待つ必要はありません。


最後の段階で、プレゼンテーションの問題が改善されれば
グランツーリスモ5はとても印象的なものとなることに疑いはありません。
現時点においては、残念ながらForza3のクオリティにはわずかに及びませんが、
まだ直す時間はありますし、それができると信じています。